続・深夜食堂のレビュー・感想・評価
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久しぶりでも、タイトル曲のイントロが流れてきた瞬間に、「深夜食堂」の世界に入っていける
相変わらずの続編。
3話のオムニバスに、いつもの常連客が絡んできて抜群の安定感。
変化球をかましてきた佐藤浩市もよかったが、今回の白眉は小島聖だった。久しぶりに見かけたと思ったが、その存在感に驚いた。15歳も年下の彼氏池松との結婚を望むもなかなか進まない、運送会社の事務員役。いつも着古してよれたTシャツ姿の冴えない若者池松と、洒落たタバコケースから一本とりだしてプカッと吹かす疲れた小島。「さおり」と呼び捨てにし、「せいちゃん」とちゃん付けで呼び合うだけで、二人の距離感やらがよく伝わってくる。二人にしかわからないそれぞれの魅力に惹かれ合っている様子が、表情からほとばしる。溺れているのでなく、信頼の感情のような。そんな、風鈴の音のようなさおりの生き方。
とうぜん僕は、物分かりが良さそうでいながら結局頭の固い母親キムラ緑子をなんとか説得しようとする決意の二人を、応援せずにはいられなくなっていた。
美味♪
俳優がいいですね〜
あたたかい人情オムニバス。
舞台挨拶つきで鑑賞
出来るものなら何でも作るよ
新宿に行くと本当にあったらなぁと思わず探したくなる『めしや』に集まる人々を画いた各話完結ど定番の人間ドラマ。
今回は「焼肉定食」「焼きうどん」「豚汁定食」の3話+αで、前作同様ほんの少しだけど昼間のマスターもみられた。
各話メインは新顔だからシリーズを観たことなくても問題ないけれど、カウンター客は皆常連ばかりでその常連の台詞に味があるから知っていた方が入りやすかったり楽しかったり。
テレビの延長と言ってしまえばそれまでだけど、映画版の前作から加わった人物も登場し、いつもの面子といつもの空気、問題あるけど救いもあって、下町人情物語的な話ににほっこり。
ちなみにオープニングの青梅街道〜靖国通りの映像もいつもの通りだけど、店舗とか某映画館の広告を観ると今年撮影しなおしている。そうそれもいつも通りの安定感。
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