続・深夜食堂のレビュー・感想・評価
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退屈ではないが記憶に残らない空気みたいな映画
一話40分弱の3話で構成されているが、マスターが主人公ではなく、各作品の出演者が主人公になるように作られているので、深夜食堂が主役じゃないような気がします。
第1話目は河井青葉という俳優でしたが、麻生久美子に似ているけど誰なんだろうとずーっと最後のエンドロールを見るまで悩んでいました。
第3話には前作に出演した多部未華子が登場しますが、この俳優の目つきの悪さはこの作品に妙にマッチする。
シアターの中では客がシーンによってはクスクスと笑い声が漏れるところもありましたが、見終わって外に出たとたんにあんまり作品の記憶が残っていない感じですが、まあ、こんな空気感をひと時感じるための作品なんだろうと思いました。
温かい気持ちになる
漫画を少しだけ読んで気になったので見てみました。(ドラマは見たことないです。)
私の思い描いていた漫画の世界観そのままで、尚且つ画面から人情が伝わってくるとても温かい映画でした。見ていてとても気持ちが良かった。とりわけ俳優さん達はあの町に、あの店にずっといるようにはまっていて本当によかった。
変わりのない日々の中で起こる出来事は、どれも個人の大きな転機で、そんな素敵な世の中だったらまだ捨てたもんじゃないって思いました。(笑)
3話の中では『焼うどん』が一番好きかな。
めしだけでない、人情ドラマ ( 〃▽〃)
原作のファンでテレビドラマのファンでもあるし、前作も観ているので、今回も当たり前の様に鑑賞しましたw
相変わらずのオープニング曲でスタートして、当たり前の様に変わらずの小林薫さんのナレーションで物語がスタート。
ほんとテレビドラマから一向に何も変わってない。でもそれが良いw
今回もオムニバスの三部作で、料理は「焼肉定食」「焼きうどん」「豚汁定食」と前作以上にざっかけない、飾り気の無いラインナップ。でもそれが良いw
小林薫さん、余貴美子さん、オダギリジョーさん、松重豊さんと言ったレギュラーメンバーに前作に引き続き、多部未華子さんが前作と同じみちる役で出演している。
ゲストキャラは佐藤浩市さん、池松壮亮さん、キムラ緑子さん、小島聖さんと俳優陣は相変わらず豪華。
ただ、今回は前作以上に劇場公開の映画として、やる意味が薄い様に感じる。
前作は骨壺と言うオムニバス三部作を通しての共通の筋があったけど、今回はそれぞれが独立したお話になってる。
それが良いと言えば良いんだけど、もう少し映画として公開する意義と言うか、何かがあっても良いかなと思うぐらいに映画としての気負いがない。気負わなさ過ぎw
深夜食堂ファンなら良いけど、そうでない人には“…これ、映画にする意味があるの?”と思うだろう。
とにかく、テレビドラマと全く変わらないです。
でも、それが良いとしか、言いようが無いんですねw
そこを踏まえての鑑賞なら、十分に楽しめます♪
熱いお茶
こおいう映画があっていいと思う。
オムニバスって感じなんだな。
噂には聞いていた作品。
心に沁みるじゃの、癒されるじゃの。
何か目新しいドラマがあるわけじゃない。
ド派手なアクションもない。
今をときめくアイドルが出ているわけでもない。
でも、こんな映画があっていいと思う。
外食をした後、家に帰って飲む熱いお茶のような…そんな、ホンワカしながらでも観れる映画だった。
暖簾越しに見る店内は、とてもとても暖かそうだった。
キムラさんの演技力に魅せられた。
おばぁちゃんの豚汁は、凄く美味しそうに思えたし、美味しいだけじゃない味もしてそうだった。
ドラマ定食。
シリーズ当初から観てきたファンには待ってましたの続編が公開。
もはや深夜枠で無料放送してくれないドラマになってしまったが、
この味わいがアジア各国で大人気だそうだ。またしつこく言うが
グルメドラマが料理を美味しく描けていないと腹を立てる自分に
はピッタリの作品。今回も地味目だが、しっかり三品「焼肉定食」
「焼きうどん」「豚汁定食」が出てくる。考えたら何度でも食べ
たくなる定番のメニューだったりするから嬉しい。紅天が出た時
なんてどうしても食べてみたくて探しまくった思い出が懐かしい。
常連に加えて前作のヒロインだったみちるが登場しエピソードの
〆を飾っていることも嬉しい。佐藤浩市は豪華すぎるゲスト?で
まぁ本人楽しそうに演じているので笑える。どの編も其々味わい
深くて良かったのだが、二話目で蕎麦を「まずい」といいながら
すすり泣きする母親の緑子と、三話目で認知症を疑われた老婆を
演じた渡辺美佐子が素晴らしい演技で涙を誘い、もはやグルメを
堪能するだけのレベルではないドラマに仕上がっているのが凄い。
(絶対ご飯を食べてから観ましょうね。一話目でやられますから~)
通常運転には定評のある
新宿の大ガードを潜り、P店のエスパス新宿の大きな看板、ドンキの看板と続く靖国通り。多分、舞台は架空のゴールデン街。そんな中で今夜もひっそりと夜中の0時から営業を始める『めしや』。そんなアバンタイトルのBGMは鈴木常吉『思ひで』。いわゆる『飯テロ』のはしりだが、それだけではない人生の酸いと甘いを醸し出す人情話をゆったりとしたペースで見せてくれる深夜番組だった。前回の映画化に続く第2弾が今作。マスターの小林薫のはまり役と相俟って、脇役の訪れる客との自然な掛け合いも又魅力だ。と、何だかどこかの紹介文みたいな文章だが、ホッとする安堵の温度は観たことがない人には分からない。で、もし観るとすればそれは銀幕ではなくて、お茶の間のテレビなのかもしれないと思う。それを前作よりも今作品の方が強く感じてしまった。
3つの話そのものは悪くはない。佐藤浩市は一寸贅沢というか、キャラ的に演じるのが勿体ない、持て余し感があったが、興業上、演技派ではあっても世間的に知られていない俳優ばかりではマズいという制作側の意図はあったのだろう。ただ、そんなに事件らしい強い印象のある出来事がベースでないだけに、浮いたように感じてしまったのは自分だけだろうか・・・
前回に続けて、多部未華子が後半仕切るストーリーが続くが、肝心のマスターがあまり前面にでてこないところが少々物足りない気持ちになる。駐在役のオダギリの髭とか、あり得ないファンタジーも愛嬌だろう。
ただ、今回は料理とストーリーにあまり明確な関連性は感じられなかった。豚汁定食も、おばあちゃんの息子が好きだったということだけだし。。。正直このレベルならば、映画ではなく以前の深夜枠で放映して欲しいものだ。Huluとかよく分からんペイチャンネルで小金稼いでせこいことしないで、きちんとスポンサー取ってやってくれと、少々憤りが・・・
この世界憧れますね。常連になっている店など無いし、酒も飲めないので...
この世界憧れますね。常連になっている店など無いし、酒も飲めないので特にそうです。ずっーと続いて欲しいと思います。殺伐とした日常生活にほっする空間。豚汁食べに今度行きます!
マスター、きたよ。
地元の140席ほどの小劇場で観ました。今回も実に味わい深かったです。
「焼肉定食」「焼きうどん」「豚汁定食」。どれも普通のおかずなのに、それぞれの登場人物にまつわるエピソードが、よりいいスパイス。
「一見」のお客さんでも、すんなり入れるストーリーがなおよし。「めしや」ならではです。
「豚汁定食」では、さあどの俳優さんが出てくるのかと思ったら、これまた味わい深い。思わずうなっちゃいました。
ストーリーとは関係ないけど、マスターの料理シーンに出てくるフライパン。テフロン加工で、あらいいわねと思ってしまった主婦でした。
あー、観てよかった。
前作は観ていない所での鑑賞・・・
色んな人のレビューとかを見ていたら,半分位観た気になっていた所だったが… 映画だから許される設定(非現実的)の数々を,感じた所もあったがしかし、あんな店があったら行ってみたい!とか…後味は,心地良く観終われた事を強く伝えたい感じ。
相変わらずツボ、ずっと見ていたいシリーズです
今回もまた心に染みました~。
ドラマ版から大きく背伸びすることもなく、地味に展開されるこのシリーズらしさがたまらなく良いですね。
でも少しだけ規模の大きい話になっていて、キャストも大物が参戦しているのが、映画版らしくてこれまた良い。
いつもと違って外で展開されることも多い分、このシリーズらしくないと言えばらしくない部分もあるのですが、前作同様せっかく映画化されたのですからドラマ版とは少し違った展開を見せるのもまた味があって、私はこれはこれで面白かったと思いましたよ。
今回も前回の映画版同様3つのオムニバス形式の話になっていましたが、一つ目のエピソードが軽いジャブ程度の話だったのも前作と同じパターンでしたね。
相変わらず掴みが弱く、大丈夫かと思わせといて、結局3つのエピソード全て終わってみればじんわり感動に包まれていると言うこの持って行き方が、本当に上手いよなぁ。
焼肉定食、焼きうどん、豚汁定食、エピソードのメイン料理がやや今回はこってりだったのがちょっと気にはなりましたけど(すき焼きとか肉の登場率高し)、相変わらずの飯テロ映像に食欲がそそられます!
マスターが出せば、板ワサですらとんでもなくおいしそうに感じるのがホント不思議、こんな店が近くにあったらなと誰もが思うお店ですよね~、マスターに「へいお待ち」と言われたい・・・。
常連さんも相変わらず味があっていいですねぇ~。
まあ欲を言えばもっと話に絡んで欲しい部分もありましたけど、常連が増えすぎてもう収拾がつかないから顔見世程度になるのは仕方ないか。
でもオダギリジョー警官はいつもながらに最高です、出前嬢との話が毎度ツボ!
出演者選びも旬の人気者を集めるような映画と違って、河井青葉とか小島聖とか篠原ゆき子とか片岡礼子とか谷村美月とか(女優ばかり挙げてスイマセン)いい線ついてくるんですよね~、それでいて映画版らしい大物にはこんな役?みたいなのをやらせる意外性も何気に好きです。
キムラ緑子と池松壮亮親子の掛け合いも最高でした、笑って泣けるいい話でしたね。
泣けると言えば最後の多部未華子と渡辺美佐子のエピソードは相当涙腺が緩みました。
今回も多部ちゃんに泣かされたなぁ、そして多部ちゃんの笑顔に癒された、男は多部ちゃんでかなり映画版のポイントが高くなっちゃいますよね、おばあちゃん子のみちるちゃんならではのエピソードに心持って行かれました!おばあちゃんネタに弱いので、相当ツボったぁ~。
ちょっと気恥ずかしい話でも、このシリーズなら全然そう思わず見れるのが、このシリーズの最大の魅力なのかもしれませんね。
また続編作って欲しいな。
悪くはないけど
それほど感動できなかった。
子供を他の男のために捨てた人が子供に会いたいのかなあ。
同じ境遇ではないからわからないけど、会いたくても申し訳なくて会えないのでは?
でもあんな食堂あったらいいなあ。
人情あるし美味しそう。毎日通いたい
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