「 団地のエレベーターが壊れたので、住民が費用を分担して修理すること...」アスファルト kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
団地のエレベーターが壊れたので、住民が費用を分担して修理すること...
団地のエレベーターが壊れたので、住民が費用を分担して修理することになった。しかし、2階に住む自称写真家のスタンコヴィッチ(ギュスタヴ・ケルヴェン)はエレベーターは使わないからと断固拒否。しかし、直後にトレーニングマシンでケガをして車いす生活になった。誰にも見つからないように食料調達に出かけるために、住民が何時に利用するかをメモしておいて、ようやく夜中に出かけるのだが、コンビニが近くにないのか、病院の自販機に向かう。そこで知り合った看護師(テデスキ)に心惹かれたスタンコヴィッチ。毎晩通って、写真を撮りたいと申し出る。
母親がいつも留守にしている、学生のシャルリ(ベンシェトリ)。同じ階の隣に中年女性が引っ越してくる。名前はジャンヌ・メイヤー(ユペール)という元女優だった。彼女が舞台劇に復帰しようとするのを助けたいと願うシャルリだったが・・・
団地の屋上にNASAの宇宙飛行士ジョン・マッケンジー(マイケル・ピット)を乗せたカプセルが不時着する。NASAの計算手違いが起こったためで、極秘裏に救出に向かわせるのだが、代わりのカプセルを飛ばすために2日間、アラブ系住人マダム・ハミダ(タサディット・マンディ)の世話になることになった。
一番面白いのはスタンコヴィッチ氏。エレベーターを使わないと約束させられたのに、車椅子では階段は無理。不器用ながらも看護師に接近しようとするところがいい。全体的にほんのり温かくなるコメディだ。
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