「失踪者は私です」私を忘れないで 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
失踪者は私です
大事故にて自分が弁護士だった事を忘れて、記憶喪失から10ヶ月後記憶を徐々に取り戻していく主人公ソグォン。
序盤は期待薄でした。ハイ。
前半から伏線があり、もしかしてを予想させる作り。
訳ありの女性ジニョン。
私は開始20分、主人公の加害者は彼女だと思っておりました。ハイ。伏線に騙されました。
男女2人の付き合いは運命的と思っていたが、既にそれは終わっており、映画はもはや宿命。
後半ソグォンの過去が明らかに。ジニョンの過去も。
全編通して「記憶」というキーワード。
愛する人、好きな人、その人の事なら出生年月日、学生番号、幼い頃何処に住んでいたか、何をしていたか。
相手を想う気持ちなら大切ですよね。
逆に自分の記憶を持っていてくれる相手、大切さが分かる。
無難な展開ですが、伏線をあえて犯人扱いしなかったこの作品を評価したい。
まだ小さな子供を持ち、ある年数が経過した夫婦の方に観てもらいたいな。
今ある時間を大切にしたいと絶対思うはず。
これからの為に。
私的には掘り出し物でした。2回目鑑賞だとまた違う感じで楽しめる。
主人公2人の演技が良かった。
「私を忘れないで」、、、はい、忘れませんよw
10年を喪失した家族の物語です。
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