「傑作」ロスト・バケーション ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作
異国のプライベートビーチ的なところでひとりきりでサーフィンしてるとサメに襲われて、ってとこで、いやー面白い。もうやることすらないだろうと思われるシャーク映画は意外に小さなところに戻して徹底的に攻める、でよかったんだ。
浜まで目と鼻の先、しかし怪我を負い岩礁に這い上がるが、やがてくる満潮で勝負をかけなきゃならなくなるという設定。常に究極の選択の救難映画。九死に一生スペシャル。
もう波と陸と岩礁とサメしかないからいちいち小技を聞かせてくる。
冒頭からの音楽、音、水面下に沈むとカットされる、その音響効果が最初から効いてる。
最小限の登場人物で、最大のフリを仕掛けて、当然ながらサメの出し方も過不足なくうまい。
熱い夏にはロストバケーション、でオッケーでした。
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