ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール 死のバイブルのレビュー・感想・評価
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話自体は悪くないけど、見せ方作り方が微妙
あまりオカルトホラーは得意分野ではないのですが、タイトルにジェシカ・アルバと入っていただけの理由で見てしまいました。 勿論、タイトルに俳優の名前が入ったDVDスルー映画が大抵酷い出来なのは覚悟の上で・・・。 ただいきなりユニバーサルのロゴが出てきたので、これはもしかして!と、若干テンションが上がったりもしたのですが、見終わってみればアルバトロス配給の映画等とそう大して内容は変わらなかったですかね(笑) まあ期待値は低かったので特別落胆はしませんでした、何となく想定したレベルでしたので、でも時々睡魔に襲われそうになるぐらい入り込めなかった辺りを考えると、内容の出来不出来はともかくやっぱりこのジャンルは苦手だなと改めて実感・・・。 ところで、一応この映画は実際の事件をモチーフにして作られた映画なんですね。 カルト教団のやることは、本当に理解に苦しみます・・・。 しかも劇中でトーマス・ジェーンが演じたカリスマ教祖がとんでもなく胡散臭かったので、尚更余計に・・・そして信じる方々の神経も全く理解出来ませんでした。 と言うか、もう少し説得力のある教祖像に出来なかったものか、これだとほとんどイッちゃってる人でしかないので、いまいち話が入ってこなくて・・・。 で、映画のメインとなった、その25年後に訪れた撮影クルーに起こる悲劇に関しては、見せ方が拙すぎて、全然怖くなかったです、はい・・・。 音で何度かビクついただけで、後はお約束の展開が繰り返されるだけでしたもんね。 カラーとモノクロの間のような絶妙な色合いで雰囲気だけは出ていましたが、ジェシカ・アルバ以外のクルーは全くキャラ立ちしていなかった難点もあって、全然気持ちが乗らず終いでした。 まあ話自体は意外と良く出来ていたと思いましたけどね、後は見せ方作り方の問題で。 とりあえず撮影クルーがここに来ることになった必然性、集団自殺の真実、その辺りはまずまず納得できる話だったかなと思いましたよ。 それとジェシカ・アルバの魅力は全然発揮できていませんでしたけど、とりあえずお目当てだった主役ジェシカ・アルバを全編満喫できたことだけは良しとしましょう(相変わらず演技力は微妙なんだけど、そこも含めて好きなんだなぁ) とは言え、面白いとは言い難い映画でしたけどね・・・。
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