「きゅんとする、少年達の一夏の思い出」グッバイ、サマー もしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
きゅんとする、少年達の一夏の思い出
ゴンドリーの内面ってこういう感じを持っているのかな…と思える、ほろ苦い映画です。
誰でも体験する少年時代。
人と違うことに不安を感じたり、自分と違う人を避けてみたり、自分自身の確立をもがきながら測ったり、人を好きになったり、嫉妬したり…。
誰でも多かれ少なかれ体験をするこの感じを、ゴンドリーらしい飽きさせないリズムのよさ、でもちょっとセンシティブでゆっくりとした感じが余計にきゅんとしたり。
人からみたら変わり者に見えるかもだけど、ダニエルとテオの純さ、友情の深さ、「こんなことでも悩むよね」という子供ならではの純粋な悩み、その全部に何となく頬が緩んでしまう…そんな映画です。
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