劇場公開日 2017年7月15日

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「伊藤沙莉全裸にはならず」獣道 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5伊藤沙莉全裸にはならず

2020年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

萌える

エログロナンセンス
園子温ほどえぐくは無い
日本映画をボロクソに叩いたわりに作ったのはとてもありがちな反社会的ヤンキー映画
AV業界叩いて平凡なナンパものを作ったネズミ先輩みたいなことをしてくれる
イギリス人はこんなもん日本に求めているのか
メシがまずいわけだ
『今日から俺は』のようなコメディー要素はない
ブラックコメディー?ブラックなのはアントニーだけでしょ
伊藤沙莉七変化
パッケージやポスターのヤンキーの格好は本編ではとても一時的
話の展開が矢継ぎ早
でも面白い
全体的に好みじゃないが面白いことは間違いない
さすが全裸監督の監督内田英治

申し訳ないけど近藤芳正を追いかけて上半身裸になる必然はないような気がする
デリヘルとかAVとか出すべきところではなぜか出さなかった不思議
伊藤沙莉ちゃんやっぱり可愛い
キルビルみたいに生き埋めから自分で脱出する場面好き
自分探しの旅の最後の止まり木はカリスマAV女優か

僕は邦画が大好きなので邦画を全否定もしくはほぼ全否定する人は嫌いだ
どうしても許せない
天才バカボンに出てきたママの古い友だちノンちゃんのような人間はどうしても好きになれない
たしかに内田英治監督は立場としていろいろと不満があるだろう
それはいいのだがプロデューサーのアダム・トレルというイギリス人の言動が何から何まで気に食わない
大口を叩いたわりにはたいしたことない
世界を意識してるわりにヨーロッパ三大映画賞獲得できてないじゃん
他のアジアの国々より日本の映画が全てにおいて優れているとは思わないけどそんなもん好みの問題だよ
漫画原作ならアメリカだってやっているし漫画原作を全否定するのはアホとしか思えない
役者だってわりと有名な人たち起用しているし
監督で映画を観ることだってよくあるしある程度立場がある人なら公の場で事実誤認を元に叩かない方がいい
本当は日本映画愛しているといっても「僕は巨人ファンじゃないけど巨人が全て正しいよ」と書き込む巨人ファンくらい信用できない
あくまで個人の感想です

個人的には『獣道』は好きだが世間一般の評価はそれほど高くないのかな
つい最近までどこのTSUTAYAにも置いていたのになぜか今では急速にレンタル落ちしてしまった
伊藤沙莉をCMで使ってもらって金儲けしたい事務所側とヌードに難色を示す企業側の思惑が一致して殆ど回収されてしまったのか
でも真木よう子も昔脱いでいたんだから理屈に合わない
岩手のTSUTAYA11店舗のうち『獣道』を扱っているのは久慈の1店舗だけ
宮城のツタヤ28店舗のうち『獣道』を扱っているのは仙台市内のヨークタウンと泉の2店舗だけ
3店舗の店長は有能

伊藤沙莉ちゃんがせっかくオッパイ出したんだからみんな高く評価してほしいな

全裸監督ヒットしたことだし全国のツタヤ全店舗の皆さん内田英治監督全作品再入荷して並べてみないか
やっぱりネット配信の時代かな

あと一般作で初めて川上奈々美を観た
意外と息が長いAV女優
現場受けがいいんだろう

で実話らしいけどモデル誰だよ

野川新栄