planetarian 星の人のレビュー・感想・評価
全10件を表示
まあ泣くわなあ
keyってこともあってだいたいパターンは読めるけど…
やっぱり泣きましたね
まずゆめみ役の演技が上手い
ロボット感をうまく表現した絶妙な棒加減
あれを狙ってやってるとしたら凄い
それと、やっぱり泣かせ方が上手いね
ここで泣かせてやる!て山場でいかんなく感動をねじ込んでくる
それが興ざめする人もいるだろうけど、自分はまんまとやられちゃいます
気になったのは、主人公が星にこだわりを持つほどのプラネタリウムの描写が少ないこと
結局、ゆめみとの別れっていう理由だけで星を追い求めているような感じに見えて、題材との絡みがあまりないかなあと感じた
まあ、そう思ってても結局泣いちゃうんだからいっか!w
EDも秀逸
曲はもちろん、最後でいい余韻に浸れました
ポスターのビジュアル等で萌え系だと敬遠されるかもしれないけど、そういう描写はないので安心して(?)みることができます
いい映画でした
ファンムービーっぽい感じ
原作ゲームはプレイしてない・Key作品にさほど思い入れも無い、
そんな私がドライブがてらTOHO CINEMAS西宮へ行ったのが9月。
それから地元・福山での上映が始まり、友人に誘われ本日2回目の
視聴でした。(Webアニメ版は観ていた。)
正直、ゆめみちゃんみたいな「ポワ~ン」とした子は苦手だなぁ、
と再認識させられました。加えて過去での2人の会話劇がメインと
なるので少し退屈・・・かな。
ストーリーは初見でも解りやすく、プラネタリウムや星の描写は
とても美しいです。近所の科学館へ行ってみたくなる。
エンディングはアレで良かったんかな?と思ったけれど
ファンにとっては素晴らしいラストなんだろうな、と。
そうでない人(私)にとっても、まぁまぁしっくりくる感じ。
あとは久しぶりにアニメ作品で大木民夫さんの声が聴けたので
良しとする!
御年88歳だそうで、いつまでも元気で居てもらいたいです。
泣けた。
単純にストレートに泣かされる映画だと思います。君の名は、聲の形も見てますが、これが個人的には一番泣けたかも。ゆめみの健気さが刺さった。優しい嘘を突き通して、星のことを伝え続けた主人公の生き様、そして、最後の扉が開いたところは感動。ただ映像がちょっと古い感じがしたのが残念。上映館はすくないですが、名作アニメだと思います。
このラスト以外あり得ない。星屋は最後に救われた!
上映館が少なく、「君の名は。」大ヒットの影響で影が薄いことこの上ない本作。
絵柄はアニメオタク向けで原作はPCの美少女ゲーム。(後に他機種に移植済み)
だから多くの映画ファンが見ない、気にされることもない、実際に浜松の映画館ではひと月足らずで上映が終わってしまった。
しかし、その作品規模に反した興行的ヒットは遂げており、上映劇場が増加していることも事実だ。
ぜひ、原作未体験の方にも広がってほしい。そして星空や人として生きることに思いを馳せてほしい。
私はPSP版を遙か昔にプレイし、本作のアニメ化が決定した頃から、上映を心底待ち望んできた。
ゆめみと屑屋のキャストは変更せず、当時のままの空気感がアニメで楽しめるとあって心が弾んだのを覚えている。
何より地元である浜松の街が動くアニメになって見られるという感動と言ったらなかった。(なお松菱デパートは経営破綻し、取り壊されている)
なお、「背景は動かないだろ」という突っ込みは野暮である。
配信版では、津田監督の原作への深い愛にノックアウトされPCの前で嗚咽にも近い号泣をした。
映画版「星の人」は、原作の後日談に当たり同名のドラマCDを聞いてない私には完全新作となった。
正直、また泣かされるとは・・・。(監督、演出が素晴らしすぎます・・・)
映画を見て涙するのは珍しくないが、胸のあたりがけいれんするほど泣くのは初めて。
音になってしまう嗚咽をこらえると、胸が軽くけいれんし始める。初めての経験だった。
浜松の街は適度に抽象化されているものの、最新の街並みを反映し原作発表時にはなかった遠鉄百貨店新館や高架化された助信駅などが登場する。
地元民にはサービスシーン以外の何物でも無いため、そのようなカットが出るたびに大歓喜した。
助信駅にゆめみの花束(原寸大)を期間限定展示するのはどうだろう?(遠州鉄道さ~ん?コラボ切符まだ~?)
こないだの帰省の折、浜松科学館にプラネタリウムを20年ぶりくらいに見に行ってしまった。(浜松科学館さ~ん?コラボ上映まだ~?)
【以下ネタバレ】
星の人では、老人になった屑屋(星屋)が雪に埋もれた集落を訪れ星屋を継ぎたいという少年たちにその術を教える流れを描く。
回想シーンで配信版の映像が再編集されて挿入されるが、配信版がゆめみ視点をメインにしていたのに対し、劇場版は屑屋の視点。
音楽の付け方も異なっており、監督の強いこだわりを感じた。BDを買って入念に見返したい。
星の人ラストは、議論が分かれることと思う。
結論から言うと、配信版でゆめみが託したメモリーカードは別筐体に差し込まれることはない。
つまりゆめみの記憶を持ったロボットは起動しない。
ファンにとっては「またゆめみが復活してほしい。星屋に言葉を掛けてあげてほしい」という思いがあって当然だろう。
しかし、作品として見ると、あの終わり方が最良であり他はないと思える。
もし、メモリーカードが金髪のロボットに差し込まれて第二のゆめみが起動したら?
まもなく命を終える星屋はゆめみを一人にしてこの世を旅立つことになる。
それは二人にとって悲しすぎるし、究極的には「動いているゆめみをもう一度見たい」という観客サービスで終わってしまいかねない。
金髪ロボットは何かに導かれ星屋を傍で看取ることになった。祈るように手を合わせて。
天国へ旅立った星屋は「天国が2つなら俺は行かないぞ」と言い残したとおり、
ゆめみやプラネタリウムのスタッフが待つ天国へ行き、文字通りあの頃のゆめみに再開するのだ。
人生を賭して星の美しさ、すばらしさを伝え続けた孤独な星屋。
彼が救われるシナリオは、メモリーカードを子どもたちに託し、天国でゆめみに再開するというあの流れ以外にあり得ないのだと思った。
メモリーカードを託された少年たちがその後、ゆめみを起動させたのか、それは観客の想像にゆだねる。
なんとも気の利いたラストではないか。
ぼろ泣き
途中から涙が止まりませんでしたw
ベタというかkeyらしいというか。
分かってるんですよ。ここで泣かせにきてるんだろうなぁとか。
年をとった証拠かねw
切なくてしょうがないんですよ。
全てが心に刺さる作品。
隣で見てた人、声でちゃってすいませんでしたw
駄目だ、パンフ見ただけで泣けてきたw
テレビだけで
テレビの繰り返しが半分くらい、いや2/3かと。映画のエンドシーンはもっと完璧なハッピーエンドがよかったと思いました。せっかくロボットが出てきたのに中途半端に終わりまして少し残念です。
生きて観ることができて良かった
配信版を見て一気に惹かれた作品です。
人によってはバッドエンドに思える作品ですが劇場版は私にとってこれ以上は望めないほどのハッピーエンドでした。
ゆめみの行動理念はロボットらしく一貫しています。
人間の役に立ちたい、星のことを多くの人に知ってほしい。
世界が壊れているのに壊れているのは自分だと思うようにした。
そんな中で記録された経験からほんのわずかな自我も垣間見えました。
30年ぶりに訪れた客についはしゃいでしまうゆめみ。
そのはしゃぎっぷりはリボンに花びらを出したり250万人目のお客様と嘘を吐いてしまうほど。
黙れと言われても喋らずにはいられない。
星の人が去る時ももう二度と人間に会えないかもしれないとの想いからせめて見送りをしようと独自の判断で付いていこうとします。
それは星の人が屑屋から人生を変えてしまうほどの衝撃を与えます。
夢も希望も無い時代に純粋なやさしさがそこに在りました。
星の人は湧き出るこの想いを消してはならぬと一生を捧げることになります。
ゆめみに感情移入してしまったからだけではありません。
夢も希望も無い時代に夢と希望が有った時代の名残がそこに在った。
ゆめみに関わった全ての人の想いが残っていた。
星の人はその人達の想いも受け取ってしまったのです。
そしてその人達の想いと星の人をつないだのは
ロボットであるゆめみであることもポイントです。
スタッフはゆめみの電源を落とすことができませんでした。
機械は定期的に電気を通した方が長持ちするので理に適っているのですが
ゆめみをずっと一人ぼっちにさせてしまうという罪悪感がありました。
ゆめみのことを想うなら電源を落としてあげることが最善だと分かっていながら落とすことができなかった。
戻ることは絶望的なのに様々な未練からゆめみは稼働し続けることになりました。
その未練から永く受け継がれる意志が誕生します。
滅びゆく世界の中でも子供たちは希望を失っていませんでした。
星の人は自分の意志を継いでくれる子供たちに希望を託し物語は終わります。
クライマックスのシーンではゆめみがやっと渡すことができたと話しますがこの言葉にはこの作品に携わった全ての人の想いが込められています。
作品が発表されてから12年の歳月を経て映像化されたことも含まれているのです。
星の人の「報われた」もそうです。
この言葉は星の人が自分のやってきたことはただの自己満足ではないかと疑問を持ち続けていたことに由来しています。
そしてその言葉には星の人だけでなく作品内外に関わった全ての人の想いが込められていました。
機会があれば多くの人に観ていただきたい作品です。
きっと心に何かを残してくれる作品です。
期待を裏切らない!さすがKey作品と思いました!
今までKey作品は何度も見てきました。Air、Kanon、Clannadなど。見る度見る度感動させられた作品ばかりです(特にClannadの汐の胸の中発言は何回見ても感動する)
そんな中今回のPlanetarian、期待をしながら映画館に足を運んだわけですが青年時代の声聞いた瞬間承太郎!って思ったけど(笑)
前半は感動パートなくてKeyにしてはスロースタートやなとか思って見てた後半のラッシュ!
絶対戦闘に参加するやん!って思ってたけどやっぱりか!ってなりそこからの感動ラッシュが凄かった!
回想で泣かされたかと思いきや旅してたのは自分がずっと星の人になるためという理由ほんと泣かされた
後半から涙堪えられなくなってタオルで拭いっぱなしやったし
さすがKey作品やなと思いました
涙腺の緩む映画が好きな方にはお勧めです
感情に訴える映画を観たとき、涙腺が緩むかどうかは、観る人の心の豊かさに関連していると言えるでしょう。
この映画は、人として心の豊かな人であれば涙腺が緩むこと間違いない作品のひとつであると思います。
物語は、人が過ちを犯した後の荒廃した地球です。
星の人と呼ばれる老人が、その人生の旅の最後に辿り着いた町で
希望と出会い感謝と出会い、幸せに逝くことになるまでの物語。
OVAで5話の物語が先行して配信公開されていますが、
そちらを観ていなくても劇場版だけで良いとも言える出来です。
OVA版の方は新しい旅路までを描いているという感じですので、
まさに劇場版が完結編であると言えるでしょう。
その意味では、劇場版だけでも観て欲しいなという作品です。
SF的には、ロボットを扱った作品ということになります。
ロボットの持っている2つの側面を象徴的に表現しているとも言えるでしょう。
そして、ロボットであるが故の言動の限界と可能性の中に
人が人以外に感じることのある感情の存在と愛おしさへの想いが
語られています。
また、対比的に登場する武器としてのロボット、無感情で機械的な存在の中に、ロボットの負の側面をみることでしょう。
しかし、そんなロボットたちに対して、弁解とも言うべき言葉を語るロボットの少女、その無垢で純真な姿は、日本人のロボット感のひとつの原点であるアトムの系譜を感じることが出来ます。
そんな物語の中で、星空という自然のきらめき、美しさが重なるなかで、地球と宇宙の中に生きている人間の姿、そして、人間のもっている可能性と未来への希望が、子供たちの姿に投影されていると言えるでしょう。
星の人として生きることになったひとりの男性の心の変化と
星の人として生き続けて、最後の時を迎えるにあたって、
幸せな希望を感じることのできた人生の在り方。
繋がれた未来への絆、
生きることの価値と希望、そして夢とは、何か
多くの答えのあるだろう問いに対する
ひとつの選択肢としての答えを語りかけている。
そんな作品であると言えるのかもしれません。
感動できない人は、可哀そうな気がします。
だって、とても素敵な体験が出来ないのですから。
でも、それは人それぞれの魂の違いでもあったりします。
この映画を観て涙腺が緩むことが出来る自分の魂の今に
感謝します。
TVシリーズを観た方は…
TVシリーズのシーンがほとんど使用されている。
TVシリーズの完結編になっているが、
TVシリーズを観た方は劇場で見ないことを勧める
構成としては、劇場版あの花を参照する
特典のオリジナルボイスは
特典として面白かったと思う
全10件を表示