「スーパーヒーロー映画の方向性を変えるかも知れない!?」ハードコア MPさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパーヒーロー映画の方向性を変えるかも知れない!?
飛行機から脱出ポッドで落下→落下地点のハイウェイで銃撃戦→カーチェイスしながら並走するバンにマシンガン乱射→高い橋のアーチ部分を伝って逃げる相手に肉薄→ヘリコプターからロープでぶら下がり飛行、高層ビルから地上めがけてジャンプ、等々、この映画用に開発されたゴープロカメラをヘルメットに装着して究極のPOV映像をゲットしたのは、監督と撮影スタッフ、そして、時々スタントマン。そりゃそうだろう。グルーヴ感溢れるビジュアルの中には下手すると命を落としかねない際どいシーンも幾つか、否、たくさんあるのだから。おかげで、観客は主人公の視点に自分の視点をダブらせ、ゲーマー感覚で全編を全うすることができてしまう。結果、見終わって誰もが気づくはずた。一人称視点に下手なスターはいらないと。これはある意味、スーパーヒーロー映画の方向性を変えうる出来事かも知れない。
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