ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆のレビュー・感想・評価
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命をかけた、命以上の想い
人が登るだけでも命がけの場所で
遺体を捜して回収するって、
自分や家族のことを考えたら絶対できない。
亡くなってる人を回収するために、
自分や誰かが死ぬ可能性が高いことをするのか。
それでも、仕事や家族を置いて、登っていくメンバー。
命をかけた想いが、命を超えている。
現代の日本人には、なかなかない感覚と感情なんじゃないかな。
やっぱ自分と家族を守りたいでしょ。
ホントにあった話なら、韓国人のアホさというか、気持ちの熱さを感じる。
そこがまた、とても惹かれるとこなんだよな。
下山を決めた時のやりとりに、とてもうるっときた。
メンバーと命をかけてやっていることを、達成できない悔しさと
それでもここまでやれたという納得感と
言葉では言い表せない、こみ上げてくる感情が
泣けてくる。
16座達成での締めくくりが、
とても清々しいラストだった。
山と人と心と。
命をかけてまで登山に挑むその心は、そこに身を投じる人にしか分からないのだろう。 雪山においては死はいつも隣り合わせで、生死の境で闘い葛藤する場面も多くあるのだろう。 これは、山岳家たちの「友情」の物語。 決して大パノラマを見せるとか、山の厳しさを伝えるとか、それが主題ではないので、その点予め理解して鑑賞するのが良いだろう。 「遺体回収なんて、そもそも自殺行為。無理に決まってんじゃん」というクレームはナンセンス。 それは登山家自身が誰よりもよく分かっているし、だけど、だからこそ大事な仲間を最大限に労ってあげたい想いがあって、その狭間で苦悩し、そして極限状態で下す最良の決断は何か。 人は生かし生かされるのだなぁと感じる映画だった。
辛口しなくても。。
ちょっと韓国映画の装飾感はあると思うんですよ。ただ、普通に感動するし悪くないと思う。韓国映画だからと辛口になる必要はないと思います。 ただ、ハングルが聴きづらいですね。慣れてしまえば映画の世界に入れるんですが。。
山岳映画じゃありませんよ!
山好きの方が素晴らしい絶景を楽しめる山岳映画だと思って足を運ぶのは大間違いです。化学調味料的な愛と友情とロマンチック過ぎる大感動必死の韓流ドラマです。山に関する情報知識は先ず排除してから観るべきです。韓流好きの方は思う存分に楽しめるかもしれませんが、私は辛かったです。
感動ものではあるけれど。
情に流されて山の遺体を回収に行くのは二次災害を心配すると良い行動ではないのでは…?という思いがずー、っと続いてしまい話にのめり込めず。 山登りだけはどうしても理解できない。あんな危険な目に遭い、死と隣り合わせなのになぜ登るのか? 改めて山の厳しさを痛感させられる作品でした。 これがフィクションなら感動で終わったんだろうけどなー。
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