ティファニー ニューヨーク五番街の秘密のレビュー・感想・評価
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美しいティファニーと、品のないインタビュー
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ティファニーのあの青い箱に心躍る気持ちは、本当に他に類を見ない。だからこそこの映画を見た。ティファニーの美しいジュエリーと、あまり知られていないブランドの歴史、ポリシーやこだわり、陰でなされた努力・・・みたいなものが感じられるのでは?と期待していた。
しかし、実際のところ、この映画はティファニーのブランドの奥深くには追及されない。ティファニーを愛してやまない人たちの贅言を聞かされるのが関の山だった。辛うじて興味を惹かれたのはウィンドウ・デザイナーにまつわる話くらいか。それ以外は、まぁティファニーをある程度好きなら知っているような、あるいは想像できるような話しか取り上げず、この映画がティファニーの何を取り上げ、そこから何を伝えたいのかが今ひとつ掴めないような内容だった。強いて言うなら、ブルーブックコレクションの宣伝?
ティファニーの作品って本当に洗練されていてとても美しいと思うのだけれど、この映画に出てくる「Crazy About Tiffany's」な人たちって、実に成金ぽくって全く洗練されていないし、とても品がなく映った。これでは逆にブランドイメージを損なうだけなのでは?と余計な心配をしてしまいたくなった。
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