「【”アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツのW主演なんだから、もう少し丁寧に作っておくれよ。”と共に近年の、クロエ・グレース・モレッツ出演作に付いて考える。】」クリミナル・タウン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツのW主演なんだから、もう少し丁寧に作っておくれよ。”と共に近年の、クロエ・グレース・モレッツ出演作に付いて考える。】
■文学好きの優等生・ケビンが、何者かに射殺されてしまう。
警察や学校の不可解な対応に疑問を持った高校生・アディソン(アンセル・エルゴート)は、幼馴染みで恋人未満のフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と共に親友の死の真相を知るために事件を追い始める。
だが、警察も“ギャングの抗争だろ。”と見放した事件に踏み込むほどに謎は深まる。
◆感想 <Caution!内容に触れています。>
・まずは、今作には、文学好きの優等生・ケビン君が一切出て来ない。
・そして、アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツのベッドシーンが二度ほど、メインのように映される。
ー 制作陣のやる気の無さというか、作品がフォーカスすべき点を間違えている。-
・で、”優等生・ケビン”が実は”麻薬売買に関わっていた事が分かって来る・・。
ー もうさあ、キチンと細部まで描こうよ!予算が無かったのかい?-
■今作は劇場公開時に、余りの評価の低さに鑑賞を見送った作品である。
だが、フライヤーだけは手元に取って置いた。
そこに書かれていた言葉”最旬キャストで贈るスタイリッシュ・クライム・サスペンス!”である。どこがだ!
<それにしても、アンセル・エルゴートの出演作は波が有るが、「ウエスト・サイド・ストーリー」で、再度名を成したので良いのだが、クロエ・グレース・モレッツの出演作品の選択には近年首を傾げる。「キック・アス」「モールス」(個人的にとても好き。)で若き時にスターダムに駆け上がり、「キャリー」でその地位を盤石にしながら、近年は「彼女が目覚めるその日まで」を除いて、ほぼ総て端役である。(リメイク版「サスペリア」などは、何処に出ていたのか分からなかった・・。)
学業との兼ね合いもあるのだろうが、何時かメインでバーンと出演してもらいたいモノである。>