「やはり涙」LION ライオン 25年目のただいま みきねこさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり涙
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平日の夜、良いと言う噂は聞いてたものの
映画館で見る機会を逃して、年月が経ってからの
やっとの鑑賞。大まかなストーリーは知ってたけど
案の定うるうるしてしまった。
あらすじだけを聞いて、典型的お涙頂戴だと
決めつけてた自分がいることも認めます。
だけど観てたら、やっぱり、なんだろう、
もちろん主人公の葛藤や義理の母、義理の家族、
本当の家族や周囲との関わりが尊いと感じられた。
ありきたりな感想だけど、この映画を見て
すっかり大きな愛はあると感じられました。
なぜだろう、本当にあるんだろうなぁと思えた。
どちらかというと愛ではなくLOVE。
大義だけど陳腐ではなく、自分の中にあって
相手からも与えられていると信じて生きること。
自分の子供ではなくとも本当の子供と思って
子育てをする義理の父母の姿を見てると、
本当に素晴らしいし、息子が帰ってくると信じて
引っ越さずに待つ実母。そして2人の母を大切に
思いやる息子、映画ではオーストラリアの自然や
インドの自然が映っていて、同じ地球に同じ時間に
沢山の人がいて、出会わなくても形は違えど
そこには愛があることを個々が感じてる姿を
この映画から観れた気がしたし、感じとれた。
若かったら、この映画から多くのことを
感じ取れなかったかもしれないな。
あぁ観てよかったなぁ。
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