「感動の…」LION ライオン 25年目のただいま よしおがんさんの映画レビュー(感想・評価)
感動の…
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気になっていた映画でしたが、遅ればせながら鑑賞。実話の感動作期待しながら見始めました。インドの貧しく厳しい生活の中健気に生きている家族。その次男で主人公サルー。小さいのに自分も役に立ちたいと、母が留守中に兄と家を出て仕事探し。突然の家族との別離と、見知らぬ土地での危険。引き込まれました。余計な説明はなかったのに、人身売買や施設での虐待。力なく逃げることもできない子供達の苦しみ。主人公はそれらを話の中ではギリギリ切り抜け、優しい養父母に引き取られました。子役が良い!可愛い!前半は良かったのに、20年後といきなり大人に…もっと養子に来た弟との4人家族になってからの話や、学生時代どう過ごしたのかの描き方で、幸せになれたからこその、本当の家族が今どうしてるのかを合間合間に思い出し、苦悩する様も深みを増すと思うのだが。後半が??良い友と彼女に出会いGoogleで、自分の故郷を探せるかもと知ってからが私的には…実話を元になので、その辺はファクション間満載でちょっと残念。最後は故郷での感動の再会のはずが、地元の皆様とサルーの容姿がかけ離れていて興ざめ。ひねくれ者のせい?
泣かなかった。
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