「抒情的に描ききった」LION ライオン 25年目のただいま ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
抒情的に描ききった
とにかく主人公サルーの心の動きに寄り添って抒情的に描き上げられた美しく感動的な映画。
迷子になる経緯を丁寧に描くことでサルーの心情がより深く理解できるし、そこを経ているので最後には登場人物たち全員のお互いを思い遣る気持ちに涙か止まらなくなる…
客観的になり過ぎず、ありがちな謎解きのお話にしてしまわない所が良かった。
デブ・パテルとルーニー・マーラはとにかく美しかったし、ニコール・キッドマンは『シークレット・アイズ』とは比較にならない素晴らしい演技だった。
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