シング・ストリート 未来へのうたのレビュー・感想・評価
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爽やかさと音楽
ジョンカーニーさんの作品の爽やかさが好き。
今作は素敵な音楽、少年達のひたむきさ、家族、愛…
観てよかった
2人の今後は心配だけどHappy End、でしょう。
今回もサウンドトラックがほしい!
良い作品に出会えてしあわせです。
あぁ。ジョンカーニーさんよ。
なんでこうもいい映画を出すのさ。
前作の"しあわせのうた"もとても良い映画で大好きなんです。
けど、今作はファッと超えてきた。
前半の恋をして、バンドを組んでいくあたりにとてもワクワクし。
あの、楽器全部弾ける奴!エイモン!あんな奴いたら楽しいだろうな、と。
彼がいなかったら話にならないけどもw
あとなにより兄の存在が一番。
後半の家族の離婚と優しく頼れる兄の感情。
中盤あたりからの曲作り、くらいからなんでこうも泣けてしまうのか。。。
なによりも、家族、そして兄弟の思い。
青春と音楽と恋愛ともどかしさが入り混じる。
堪らない。爽やかな感動が続いて。
帰路も思い出して、余韻が残ってスッと涙が出ました。
何もないわけじゃない。けど自分を変えたい。勇気と希望をくれた。
もうね、今年2016年No. 1です。
全ての音楽、映画ファンに見てほしい。
兄弟がいる人にもとてもオススメしたい。
ふとこれを見たあとに、
帰ろう。そして飯食おう。
兄弟に会って話をしようw
って思ってしまいます。
また素敵作品に出会えて感謝です。
とにかく出てくる音楽がいい!! 主人公が女の子を振り向かせるために...
とにかく出てくる音楽がいい!!
主人公が女の子を振り向かせるために書く歌詞や曲が内容とリンクしていて、心に入ってきます。
もちろん内容もとてもいいからこそ、音楽が映えて、いいものとなってます。
曲・歌すごくいい!
夫に連れられて行きました。
主人公とかが新人っていうのにびっくりした。
ほっぺが赤くて子供まるだしだけど、演技は自然だし歌がうまい!
ただ曲がかっこよすぎて、ちょっとできすぎ感があったかな。
素人レベルじゃないだろこれ、っていう。
登場人物の親がそろいもそろってろくでなしばかりで、親に恵まれなかった子供はかわいそうだなと思った。
兄妹3人の仲がよくて和んだし、そこは救いだった。
お兄さんがかっこよかったし、いい人で素敵だったな。
お兄さんも立ち直るといいな。
素敵な青春映画という感じでした。
はっぴーさっど
今監督の前回の映画がそこそこの感動モノだったので期待したのだが、期待値を上回るには一寸足りなかった。なぜならば、やはり『才能』で片付けてしまう漫画的進行のせいなのかな。
そもそも、どうやって素人がオリジナルで曲をかけるのか。コピーバンドを学生時代にやっていた身をしては、その才能とセンスをもっと具体的につまびらかにしてみせて欲しい欲求が抑えられない。しかも、80年代のスタイリッシュなミュージックシーンならば、それ以前の音楽よりも楽曲構成が複雑だからより高度な作曲法を駆使しなければと思うのだが。。。
いずれにせよ、音楽抜きにして、グレートブリテンのファンタジー物という意味合いではまぁまぁw
『モテタイ』と言う、人間というエンジン最大のガソリン。
世代的なものもあるが、自分の中で「ウォールフラワー」に並ぶ青春の傑作の一本。
子供が出来たら、いつか一緒に観たい「ダサく見えても、コレが最高にカッコ良かった時があるんだよ」と。
主人公と仲間たちのリアリズムも最高。
「ちょっと背伸びをしたい、でも何かが間違っている」あのむず痒いカッコ悪さが堪らなかった。
初めてジーンズを履いた時の事を思い出す。
「音楽」をいつもメインに据える監督だが、それも確かな作劇があるからこそのクオリティの高さなんだな、と実感した作品。
デュラン・デュランは本当に衝撃だったんだよ…
曲や個々の場面は良かった
80年代のバンドサウンドを再現した曲の数々がとても良くて、すぐにサントラがほしくなった。
登場するキャラクターもイイ感じだし、寂れた街やこじんまりとした港の風景など、個々のシーンはとても印象的で、笑えたり、泣けそうになったりしたが、ストーリー全体としては展開が駆け足に感じたせいか、感情移入しずらく、いまひとつ乗り切れなかった。
主人公が天才肌で、周りにはいろんな問題があるものの、好きなことに関しては基本的に上手くいってしまうので、ドラマ性が薄く盛り上がりに欠ける。
せっかく面白そうなバンドメンバーがいるのに、そこはほとんどスルーされて、悪く言えば主人公の恋を成就するためのコマにしか過ぎなかったのも残念。
青春を謳歌しようとしている若者たちへ
ジョン・カーニー監督の半自伝的映画となった本作は1980年代のダブリンを舞台にした青春音楽映画。前作「はじまりのうた」とは音楽を活かすという軸はぶれていないものの時代背景や人物像に関してはまるで正反対。だが、半自伝的という点からこの映画の描写が「はじまりのうた」や「ONCE ダブリンの街角で」につながっているのかと考えると決して見過ごせない映画となっている。
主役のコナーが親の都合で転校したのは荒れた学校。転校前と環境が180度逆転し順応できない彼に待っているのはいじめである。男らしくない者がいじめの対象になりやすいという若者ならではの差別化された社会で、どうやって音楽に目覚めたのかというのが最初のポイント。
音楽の楽しさを知ったコナーは人が変わったかのように外見から中身まで変化していく。これは捉え方によっては変化というより成長という方が正しいかもしれないが、若い世代で青春を謳歌しようとしている人たちに焦点を当てたからこそ成立しているものであり、見ているほうも感情移入しやすい。
音楽をするうえで仲間は必要不可欠な存在であり、コナーの変化に合わせるかのように集まってくる音楽仲間との楽曲製作から成る友情は青春を謳歌しているからこその賜物であるように感じられる。音楽を通して得られるものは何かというテーマを緻密に描けるジョン・カーニー監督の手腕がここに発揮されている。
曲と爽やかさは良いですが
はじまりの歌も観ましたが、「え?これで終わりなの?」と言うのが正直な感想でした。
個人的には話がトントン拍子で挫折が少なく、どう壁に当たって砕け、そこからどう大人になっていくか、音楽とは、と考えさせられる場面がなく少し残念でした。
劇中歌やキャラクターは面白く観させて頂きました!
サントラも買って良かったです。
這い上がって、その先がどうなっているのかを考えさせられたかったかな!
本年ベストワン候補
ジョン・カーニーの作品は2つとも観てるが、今回は大人のノスタルジーでないので期待してなかった。しかし演出の洗練さがある人なんで青春讃歌の中にも充分人生讃歌してました。文句ない出来です。
人物をロングショットで捉える場面が幾つかあって、その絵図が上手いのなんの・・・。To Find You が流れてルーシー・ボイントンがベンチで泣くシーン これはやられましたね・・・。あと兄ジャック・レイナーの撮り方がメチャいい。トランスフォーマーのどんクサ俳優が、どのシーン取ってもかっこイイ(笑)。
オリジナル曲Drive It Like You Stole Itが名曲!!
‘~死骸から抜け出してきたような僕と一緒に暮らせないと言う君♪~
サビ
♪This is your life
You can go anywhere
You gotta grab the wheel and own it
Drive it like you stole it (Roll it)♪
♪これは君の人生だ
君はどこへでもいけるんだよ
ハンドルを握って自分のものにして
盗んだみたいに突っ走るんだ♪
ドン臭いけど超かっこいい名作でした。
(劇場追記)
この作品都内メインは自身の中では苦手なトコばかりで川崎公開を見逃し、DVDスルーかと思ってたら、好評の拡大公開。今日行った吉祥寺オデヲン、昭和の香りプンプンの所だが 推測5.0×12.0m 位はあるシネスコで現在の新宿渋谷より全然おすすめ!!です。
兄貴と弟との絆
初めはこんな上手くバンドがうまく行くかよ…と思ったけど、僕の青春を思い返してみたら漫画家を目指してると言うただそれだけで「こいつやるな」と友だちが出来、親友となったから、10代は周りにバカにされようと、ただ彼女を振り向かしたいと言う気持ちだけで、万事上手く行くと言う事はあるのだと思う。
ジョン・カーニーは他の2作と同じような作りなのに名作を3つも生むんだから、これも「俺は音楽映画を撮る」と言う強い気持ちが観る人の心を打つのだろうと思う。
人それぞれ感動のポイントは違うと思うけど、僕は兄貴に泣かされた。
実際兄貴はいないのだけど痛いほど気持ちが分かり、最後は号泣していた。
漫画家になりたかった高校時代の僕や、映画監督になりたかったあいつ、バンドマンや建築家になりたかった友だちがこの映画には居て青春時代に戻ったようだった。
最初の誰かのモノマネのような悪い冗談のやまたいなMVで笑わされてから、ずっと彼ろの同級生でファンみたいな気持ちになった。
まさに「音楽」
楽しい!音を奏でることの楽しさを見事に描いている。そしてそれを観ることの楽しさがある。これ以上ない程の「音楽」映画!「モデルの謎」のMVは"Separate Ways"のそれよりヘンテコで愛おしい
ドラマ面は結構弱点がある。特にバンドメンバーの個々の描きこみがほぼ無くて青春映画として観ると食い足りない。バンドとしての葛藤も描かれない。まあ主人公の家族と恋人のドラマを描くためにはやむなしか。でもそれを補って余りあるほど音楽の素晴らしさが本作には詰まっている
良いですよ
知っている曲が少なくて今一乗りづらかったのが残念でした。
オリジナル曲は良く、歌も上手くて、デビュー全然大丈夫でしょう。
散文的な感想いくつか
海が荒れていて、もっと日を選ぶべき。平穏じゃない道を選んだというわかりやすい表現かな
誰もが気になること。イギリスへの入国大丈夫なのかな?住むところは?何かつてがあるとなっていたかな?
ダサカッコよくて、爽やか
観た後に清々しさを感じました!!
思春期の甘酸っぱいストーリーと、音楽とでかなりの爽やかさでした。
個人的に80年代UKロックを主流とした感じがイカしてました。
中には、音楽メインでストーリーが浅いと思われる方もいるかもしれませんが、私にはそんなことが気にならない程、魅力的な雰囲気を感じました。
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