シング・ストリート 未来へのうたのレビュー・感想・評価
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Cool geeks love rock’n’roll and rabbits.
1985年のDublinは不況の真っ只中。
政治的には反発しても、経済的には英国に憧れるという感じでしょうか。
親は失業し、酒や不倫に溺れ、とばっちりは子供達へ。
主人公Conorの家も例外ではなく、両親は毎晩のように大喧嘩、そのお財布事情から転校することになった公立高校では、理不尽な言いがかりで、いじめっ子だけでなく、校長が暴力を振るってくる…(>_<)。
家庭も学校も、子供にとって散々な環境ですが、全く悲劇的には描かれておりません。
お坊ちゃんだったConorが、Raphinaに恋してバンドマンらしく変化していく様子が分かりやすいです。手当たり次第何にでも反発するという訳ではなく、恋の悩みを兄に告白したり、Barry the Bullyを仲間に入れたりと、素直で賢いロックンローラーへと成長した感じでした。
バンドメンバー達が、冴えないけど可愛いオタクっぽくて好感が持てました。Eamonの才能が凄すぎる。
オリジナルソングもどれも素敵でした。
強いて言うなら、素人の駆け出しバンドで、あれだけの完成度は奇跡的に感じます。即デビュー出来そう。
少し残念なのはRaphinaがとても16歳には見えないこと。化粧を取ってもせいぜい19歳〜?女の子が先に大人びてくるにしても、あどけなさが残っている子の方が釣り合ったかな。
宗教的規則や校則が大人にも生徒にも即してなかったですね。
ベッドで放し飼いのうさぎに、ここでトイレしちゃダメ!と説教するのが無意味なように、大きすぎるくらいの夢を抱いて冒険に出る若者を止めることも無理なのです。
所で、不遇の兄は弟の旅立ちに救われたのでしょうか。
また兄と弟に挟まれて存在感があまりなかったAnn。建築家を目指して軌道に乗っているからか、兄にあまり相手にされていないような…。残される2人のその後も気になります。
少しおとぎ話が入った青春物語と捉えました。同世代で爆音で観たら評価高くなると思います。
“Rock’n’roll is a risk. You RISK being ridiculed. “
“Your problem is that you're not happy being sad. But that's what love is..... Happy-sad.”
うだつの上がらない男子校生の日々を切り取ったオープニング、映像と音...
タイトルなし
80年代の若者の世界観がぎっしり
青春ミュージック!
ずっと観たかった映画。
80年代の音楽が満載!
ロックが流行ったあの頃、皆こぞってギターを片手に歌っていたのでしょう。
濃いめの化粧と逆立つ髪型は、この時代の特徴ともいうべきファッションです。
好きな女の子のために、突如バンドを組んでMVを撮ろうとする感じが若い。
彼女を喜ばせようと、あの手この手で音楽を上達させ、結果思った以上の楽曲の数々に驚きました。
彼らの自由で真っ直ぐな心情は、流れる音楽にピッタリ!
そんな若者たちの自由なファッションに対抗するべく、厳しく規律を守らせようとする校長先生のお怒りが半端ない!
顔に石鹸を擦り付けて、洗面所に顔を押し付けるという残虐な行為が恐ろしい…。
この時代は、体罰、パワハラが日常的に行われていたのだとしたら、大人って汚いと感じてしまいます…。
最後に…。
実際にあった高校の話を映画にしていることにびっくりする!
教育改革によって、教師と生徒との関係が良好になること願っています。
大好き
高2の映画づくりの時を思い出す
・16歳の高校生がバンドを結成する
・オリジナルの曲がどれもツボで気に入った
・歌詞をつくって二人で作曲して仲間たちと演奏してミュージックビデオを撮る一連の流れが高揚感があってたまらない
・仲間たちとものをつくって煌めくあの頃の青春感が時代や国を越えて自分の個人的な高校時代とリンクして胸が一杯になる、
・メインテーマの体育館でのキャスト総出演の妄想パーティのシーンがまさにハッピーサッドといった感じで飛び抜けて素晴らしい、泣けた
・バンドメンバーや兄貴のキャラがたってて好きになる
・ラストシーンが恋人と二人で海を渡るのだけ唯一のれなかったが、まぁそれは個人的なこと
青春謳歌
五里霧中
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