「80年代の若者の世界観がぎっしり」シング・ストリート 未来へのうた カメさんの映画レビュー(感想・評価)
80年代の若者の世界観がぎっしり
個人評価:3.7
80年代のファションと音楽と共に、若い青年の夢や恋をストレートに最短コースで描く展開は見やすく、寄り道のない脚本は好感を持てる。
しかし主人公の成長物語としての脚本は弱く、いきなり歌が上手く、ビジュアルもカッコ良くなり、最初からバンドの完成度も高い。その点はやや見る側としては置いてかれてしまう。
それも監督の判自伝としての作品だからかもしれない。
80年代の夢溢れる若い少年少女の青春期としての世界観がしっかりと描けており、ライトな映画だが好きな作品。
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