「スゴく良いのだけど…」シング・ストリート 未来へのうた ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
スゴく良いのだけど…
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ストーリー・楽曲・役者ともにスゴく良くて、あの時代に青春を過ごした我々世代には甘酸っぱ過ぎてしようがないのだけど、どうしてもうまくハマり切れなかった…
それは、この映画にはU2が登場しないから。コレは好き嫌いの問題を言っているのではない。1985年と言えばU2はもうThe unforgettable fireをリリースした後のタイミングなのだからダブリンの、ロックをやっている、若者がU2を聞かないはずがない、むしろ一番憧れているバンドでもおかしくない。それが登場しないということはつまり、この映画はU2のいない1985年という架空の世界を舞台にしているのだ…
そりゃあ主人公たちのなりたちはあまりにもU2っぽい。同時代にいては困るというのも分からないではない。舞台を1980年にしたら辻褄は合うがそしたらあの楽曲たちと時代がズレてしまうのも分かる。
でもあの時代のダブリンといわれたら自動的にU2を連想してしまう…どうにかして欲しかったな〜
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