コロニアのレビュー・感想・評価
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実話である点が怖い。
コロニア・ディグニダの勉強
チリにて軍事クーデターが起き、連れ去られたジャーナリストの彼氏を救出し脱出する為、軍と関連した慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に潜入する主人公女性レナだったが、、、。
脱出劇はオリジナルなものの、映画背景は実在した事を用意。
私的にはナチスが敗れてアルゼンチンやチリ等南アメリカへ移り住んだりしていたドイツ人が居て、ナチス時代の名残があった事は知っていたものの、コロニアの件は知らず。
映画を観る前にwikiなどで映画背景を調べましたよ。
ですので「中々興味深い設定にて映画を作ったのだなぁ」とか感心しながら観る事が出来ました。
製作はドイツと言うのだから尚更だ。
俳優を語るとエマ・ワトソンも安定の演技で良いのだが、慈善団体教皇役のミカエル・ニクベストが何とも言えない悪役リーダーを演じている。
この映画を通じてコロニア・ディグニダの勉強にもなる。
中々背景に面白味がある映画ではありました。
はい。
この映画に感謝!
コロニア
歴史を知るということ
チリの軍事政権のときの話を本で読んだので、関連で思わず見てしまった。歴史を知るということは時にものすごく残酷なんだな。
ただの思想の違いでここまで争いが起きるのか、第二次世界大戦以降の冷戦下で起こってきた戦争はほとんどが思想の違いによるものなのに。
そんな中反政府勢力がここまで残酷に拷問され、虐殺された国はチリは唯一といっていいのかな。しかも他国からの介入はなく、アメリカは共産主義政府を樹立させたくないためこの愚行を黙認していたり。
そうだったため、この軍事政権が17年も続いてしまったのかなと。
ストーリー的にはかのコロニアディクニタに収容された彼氏を救うために潜入する彼女エマワトソンに脱帽。そして、2人がとても賢くあったことが脱獄を遂げることができた要因だった。ただ拷問の有り様や内部での扱われ方は人間とは思えないような扱われ方で、正直見ていて胸糞が悪くなってしまった。ほんとに最後飛行機飛ばしてくれてありがとうパイロットさん。
歴史を学ぶということは時に残酷なものを見ることになる。その過ちを今後二度と繰り返さないために、同じような状況に陥ったときにどう乗り越えるのかの教訓にするために、やっぱり必要なことなんだと感じた。
ただ、歴史の大枠の中には人間一人一人の物語があり、その時代を生きた人の想いを知ることも適切に歴史を理解する上で大切なんだと思う。映画はそれをさせてくれる。
観ててツラい。
チリが未だ公式に認めない恥部を外国映画が暴く
1974年ピノチェト将軍のクーデター直後にドイツのCAの恋人が拘束されてしまうという実話ネタかと思ったらこのカップルの話は創作。
元ナチスのパウル・シェーファーが率いるカルト集団コロニア・ディグニダに潜入して脱出を図るまでの物語。
電気ショックの拷問がエグイ。
さすがにチリではロケ出来なかったらしい。
パウルは男児性愛者。やっぱりナチスはアルゼンチンに逃げる。
地下道で繋がってるわりにセキュリティが雑
プリズンブレイク
まさかの実話
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