しゃぼん玉のレビュー・感想・評価

いい。凄くいい。

これが日本全国の地域の持つ力だ。

これからが、これまでを変えていくんだなぁ〜

予告編を見たとき、懐かしい宮崎弁に思わず笑ってしまって、市原悦子の姿に是非観ねば！と。

椎葉村はあんなに風景が素晴らしかったんだ～。
とても良かった！
涙なくては観れない作品でした。
ティッシュがボロボロ(笑)

市原悦子演じる田舎のおばあちゃんが自分の祖母と重なり、心にしみる映画でした。感動して最後は泣きました。

大自然の中で、田舎ならではのゆっくりと流れる時間が見ていて伝わり、都会の人の多さや、時間に追われるような生活に疲れた方に、ぜひ見て欲しいなと思います。

宮崎県椎葉村に行きたくなりました。

淀川長治さんの、映画って本当に良いですネ。を思い出しました。
ストーリー、景色、演技、全てに感動しました。
原作も、買って読みたいと思います。

原作を読んでいたのですが、そうするとガッカリという映画も多々あります。
しかし、原作に割りと忠実に描かれていましたし、なにより出演者の素晴らしい演技と風景に引き込まれました。
ハンカチを膝の上に、ご用意のうえ御観覧ください。
そして数日、余韻が襲います。
上映館数少ないようですが、たくさんの方に観て頂きたいです。

なかなか良い作品だと思いました。やっぱ市原悦子はすごいと脱帽です。綿引勝彦もいい味出してるな～。林遣都はまだまだ何か足りない感じが。でもそれはやっぱり大御所がすごかったから霞んじゃったかな。

あと、もう少し椎葉村の自然の映像を明るく出してくれたらなと思いました。祭の様子とかほんとに素朴だからしょうがないんだけど、どうも「男はつらいよ」を見てるかと錯覚してしまって。。画像が荒く感じたんです。平成の素朴感を出してほしいな。

最後の落ち迄明確な映画久しぶりです。
もっと上映館増やして下さい。

あたたかい空気が溢れていました。人も空気も、とても優しい作品でした。
こういった作品だからこそ、映画館で観てほしいです。

派手なアクションこそないが、
ひとりで観れる、映画。
ときおり笑えるシーンあって、良い！

主役だけでなく、脇役がとにかくいい

バカ犬呼ばわりされるワンコちゃん
自然体で可愛いし、
田舎のおばちゃんたちの会話や暮らし、
もよかった！

植木屋のおねぇちゃんも、素朴で
惚れます！
あの、女優感の無さが、むしろよかった！
ホントに田舎にいそうな感じがして、
見てて、ドキドキしました（笑）

さして、なにより、名脇役は、

しげじぃ！！！

声、振る舞いといい、演技といい、
なんというか、もう
文句なしにカッコいいんです

最後、送り出す時に見せた優しさ、
が渋すぎます

もちろん、本筋となるストーリー、
スマ、伊豆見のやりとりにも泣けますが、
僕は何と言っても

しげじぃ の渋さに100点！

今年見た映画の中では、暫定一位！

後半もろ泣けました。
暖かい話でした。

この映画はあまり、事前に情報を収集しないで行き当たりばったりで見て正解だった。
見終わった後に、良い時間を過ごせたと言える映画。

原作も映画に引けをとらず、読む人を惹きつけるんだろうなあと想像できるストーリー。

シネスイッチ銀座にて、観賞しました。
上映後にサイン会があり、監督さんにサインを頂きました。
「いかがでしたか？」と聞かれて、言葉に詰まりました。
胸いっぱいになっていました。
よい映画でした。
ほっこり笑えて、美味しそうで、後半は場内あちこちグスグスしていました。
本当に、よい映画でした。

ひったくりを繰り返し、ついには人を刺してしまい逃げている青年を、そうとは知らないながらも受け入れる田舎の農村。
諭された訳でもないのに営みをみせられて、尖りながらも自分と向きあって行く主人公。

純粋さと優しさと痛みが心にしみて、あたたかく前を向かせてくれる作品。

うまく行きすぎとか、そんなアホなとか言ったら負け。これで良いのだ。

それにしても喋り口調と間で、序盤は日本昔話かコメディの様な空気なんだけど…市原悦子ハマり過ぎ。

宮崎県出身の私は小さい頃、祖父や祖母と椎葉村に行った記憶と市原悦子さんが重なって、涙ポロポロ たまに帰ろっ 笑

田舎の綺麗な景色と、
親切なじいちゃんばあちゃんと、
そこで心が洗われていく青年の、
素敵な物語だった。
心に沁みる映画。

田舎のばあちゃんって
すごくいいなあと思った。
何より市原悦子が素敵すぎる。
田舎のイメージそのままに
映画もゆっくりと進んでいって、
でも心の変化している様子は
しっかり描かれていて、よかった。

都会の生活に疲れている人、
やさぐれかけの人、必見。
自分と立ち向かう勇気をくれる映画だった。

地味だけどジーンと心に残る作品。
異星人だとかバトルとかいうのよりも、私はこんな感じが好き。
最後の最後がどうなったのか、敢えて描かれてないのところに、日本人の奥ゆかしさを感じた。
全国で17館しか上映されてないのが残念。

小説も読みましたが、映像の綺麗な背景に改めて感激しました。小説も良かったけど、映画も良かったです。こらえきれずに、自然に涙が溢れました。

人は人間力や環境によって、失いつつある本質的な何かを、また取り戻せるんじゃないかと思いたいです。

すごく良かったです！