「あったかくて力強い」さとにきたらええやん becosongsさんの映画レビュー(感想・評価)
あったかくて力強い
地域の方々の自主上映会で鑑賞しました。
上映会は1日だけ。3回目を観ました。
上映に先立ち、実行委員さんから解説がありました。日中の上映時にお客様から関西弁が聞き取れなくてわからなかったと、意見があったからだそうです。
でも、そんな心配は吹き飛ぶほど、あっという間に子どもの里に放り込まれてしまいました。確かに、東北人には聞き取れない部分あるけど、心に飛び込んでくる。子どもの里や釜ヶ崎のみなさんの生きる姿は、力強い。子どもだけじゃなく、事情を持った親の背中をそっとさする里の先生たちの手のぬくもりが伝わってくるようでした。西成地区の路上生活者を里の子どもたちが夜回り、地域の夏祭りや越冬闘争…。恥ずかしながら釜ヶ崎の新たな側面を初めて知りました。
ヒップホップのテーマソングもストレートであたたかい。
途中からずっと泣いてしまいました。子どもの里に遊びに行きたい。こんな場所をずっと守っているデメキン先生たちに会いたい。
いい映画を観ました。
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