「ただ暗すぎる」愚行録 marさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ暗すぎる
生きること自体が愚行だと言いたいのだろうか?
傲慢、怠惰、虚栄、淫蕩…あまりに救いがないというか
人間のダークサイドばかりが強調されて萎えた。
妻夫木・満島のクオリティに助けられた感が強くって
特に脚本と演出の部分で至らなさを感じてしまった。
ひとつ挙げるなら演出としての「タバコ」。
いまどき吸わないことが当たり前の世の中で、
キーパーソンの多くが吸っていて明らかに意図的な演出なのに
その繋がる先がショボいっていうか、それだけ⁉みたいな。
映像と芝居は良かったので、それなりに満足感はあるんだけど…。
コメントする