「ポーランドの民族的伝統か」イレブン・ミニッツ koseiさんの映画レビュー(感想・評価)
ポーランドの民族的伝統か
それぞれ5:00に始まり,同時並行で進んでいく複数のストーリィが,5:11,文字通り意表を突くドラマティックなシーンに収斂する。その終わり方は,唐突で不条理と言えば不条理。よって,後味が悪いと言えば,悪い。
がしかし,やはりそこがポーランド映画ならではの特徴か。ドイツ・ロシアに蹂躙されてきた民族的伝統とでもいうものが,この映画にも反映しているように思えるからである。
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