「豆乳入れ過ぎ」FAKE Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
豆乳入れ過ぎ
日本メディアと外国メディアの差が如実に出ている。片一方は遠巻きから指を指して本人には向き合わず、もう一方は腫れものに直接向きあって合理的な検証を試みる。佐村河内氏は弁明できたか?否である。彼が主張する論法で創作活動が成り立つのか、例えば、新垣氏のような音楽技能がある人を連れてくれば、同じような創作が再現できるのか?そして、創作物への佐村河内氏の貢献がどの程度認められるか。
総括できるか否かはそこである。シンセサイザーを使えるかどうかではない。耳が聴こえてようがそうでなかろうが、この映像の中での彼の行動が全て演技であったとしても、あまり重要ではない。
生き場所を失った人がどう生きるのかという観点で、興味深く見たが、再生したければ先の総括、検証が必要で、そうでなければ、何でもいいから仕事をすべきであるが、彼は全くそうではなく、共感も湧かなかった。
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