「TOHOシネマズ府中にて観賞」バーニング・オーシャン shallowwhiteさんの映画レビュー(感想・評価)
TOHOシネマズ府中にて観賞
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事故に至る過程にある専門用語の言葉合戦に作り手の本気を見る。
いざ事が起こると凄まじい音響と視覚効果に包まれて我を忘れてしまう。
これは傑作実録事故映画か?
その気持ちは終映後5分で醒めた。
この作品は、世界の環境に多大なる被害を与えた事故を扱っているにも拘わらず、米国の現場賛歌(哀歌)で満足して終わっている。
最後の字幕で作り手の意識が見える。「この事故は米国史上…」 米国だけの話じゃないだろ。
また、更なる試練「石油を止める」こそが語るべきところではないか。
と、やっぱりピーター・バーグの演出は相変わらず色々引っ掛かる。主人公のかみさんの描写も不要だし、今どき古い。
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