新宿スワンIIのレビュー・感想・評価
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アクションはいいけど、もやもやする終わり方。
家で一人でワイン片手に鑑賞しました。
前作より話のポイントが多く、終わりもすっきりしない。なぜ島を広げるのに新宿から横浜に行くのか!?秀吉の死の真相はどうなった!?マユミの高利な借金は!?コンテストって人数で勝負だったの!?
ただ豪華キャストとアクションは前回以上ではありました!続くのかな…
歌舞伎町VS横浜、全面戦争勃発!
"新宿スワン(実写版)" シリーズ第2作。
原作マンガは未読です。
馴染みのキャバ嬢と観に行きました(笑)。
スカウトマンの抗争はさながらやくざのそれ。実際の歌舞伎町も喧嘩だらけかなと前作を観た時に思いましたが本作ではさらに激化して、歌舞伎町VS横浜の全面戦争が勃発しました。
全体的にいろいろなエピソードが詰め込まれ過ぎていて、消化不良を起こしているような印象を受けました
重層的な物語にしようとしたのかもしれませんが、それなら上映時間が3時間くらいいるんじゃないかな、と思いました。
個々のエピソードがいいだけに、残念…
特に、広瀬アリスと龍彦の物語が良かったです。でも、広瀬アリスは沢尻エリカには敵わないなと感じたことも確かで…
キャバ嬢コンテストが華やかで面白かったですが、山田優が嬢たちを大挙して連れて来るシーンは笑いそうになりました。
アクションは相変わらず激しくて手に汗握りましたが、予告編でハイライトのように扱われていた大きな看板が倒れて来る場面はイマイチでした。スローモーションを駆使してじっくり見せてくれるのですが、そこはそのままのスピードでやった方が迫力が出たのではないか、と思いました。
クライマックスの龍彦と浅野忠信の激闘はすごかったです。これぞ、壮絶な死闘。「どっちも不死身かよ!」とツッコミたくなるような強さと荒々しさでした。それぞれの想いが拳にこもっているようで、ハラハラしました。
前作で残された謎が解明され、すっきりしました。
3作目があるなら、観たい!
[余談]
園子温監督はメジャー系映画だと実力を充分発揮出来ないのかも、と思いました。いろいろ制約がありそうだし、自分のつくりたいものがつくれないのではないかな、と…
だから、今後は「自分のプロダクションでしか映画は撮らない」と宣言をするに至ったのかもしれません…
※修正(2022/09/25)
普通に最後まで見れた
良かったところ
・ハネマンの存在感
・ハネマンと一緒にいた女
・主人公が優しすぎる
・前作みたいな素人の棒演技通行人がいなかった
・喧嘩シーンが前作同様良い
悪かったところ
・広瀬アリスがなんで綾野剛に相談したがってたのか説明無し
・バーストの社長のアホさ
・浅野忠信の諦めと良い人になる過程が皆無で唐突
・メアリージュンのポジション
・コンテストで200人一人一人質問しながらやってたら1日で終わる訳ない
・山田優の店の女の子そのうちゴッソリ辞めてくけど会長はそれ納得するのか
1番面白かったのは広瀬アリスが謎のダンスを踊って観客や椎名桔平が「おぉ!」ってなるシーン。シュール過ぎて変な笑い声出た。
娯楽は大事。
原作未読、前作鑑賞済み。
エンドロールみて、そういえば園子温監督だったっけ?と思うほど 普通の喧嘩娯楽映画だった。
綾野剛はじめ、演者はみなさん達者。
観る前は 上映時間長いかなぁと思ったけど始まったらそんな事なかった。
ラストのタツヒコ×滝のケンカシーン。
今まで観た喧嘩映画の中で 格段にカッコ良かった。
エンドロールに流れるMWAMの曲が最高に新宿っぽいので、黒バックじゃなく歌舞伎町の映像バックに流してもらえたらもう少し評価あがったかも。
あとは広瀬アリスちゃん、痩せてくれ。
前作の方が好きだった
見終わってから思ったことなのだが、主人公である白鳥龍彦の存在感があまりなかった気がする。
また、最後に滝vs関の戦いがあるのだが、その2人で決着をつけて欲しかった。龍彦の乱入はいらないと思った。
私が途中から冷めていたというのがあるかもしれないが、全体的に内容が薄かったと思う。
バイオレンスかヒューマンか
前作は見といて良かった。龍彦の成長ぶりが見れたし、ストーリーの繋がり、各キャラの背景や性格がわかってたほうが内容が入って来る。
どつき合いの迫力は前作より上だけど、人間ドラマとしてはレベルダウンかな。特に、ヒロインの背景が前作の沢尻の役柄はしっかり表現してたのに比べてマユミのストーリーがない。それとマユミの債権を安く買った取立屋の所に何故ぶっこまない、龍彦?涼子ママは命懸けで交渉した天野会長とどんな約束したのか?更に、上地扮する森長と龍彦の勝負はお預けかい?縄張り争い、なんで渋谷抜かして横浜まで飛ぶんだよー!
という感じに消化不良や無理矢理感が多々あったけど、要は、関と滝の友情溢れる因縁ストーリーにまつわる仲間達の活劇だよね。
さて、3もあるよね。絶対あるよね。忘れない内に早目にお願いね。楽しみにしてるよ。
前作同様主題歌最高!! キャストも豪華! バラエティーに出ていた浅...
前作同様主題歌最高!!
キャストも豪華!
バラエティーに出ていた浅野忠信さんとは全然雰囲気が違うからさすがだと思った!!
途中の浅野忠信さんのロン毛のシーンは笑ってしまいました!笑
伊勢谷友介の出番もう少し増やしてほしいな〜〜
個人的には上地雄輔さんの役、演技が好き!!
映画はあれ?あの話どこにいったなど
中途半端な点がすこしあって
なんだかスッキリしないところもありました( ; ; )
最後の終わりはうーん、やっぱり物足りない!!
また続編がある感じもします!
次の作品も楽しみに待ってます!
ヤングマガジンで人気を博した同名マンガの実写映画化の第二弾、原作で...
ヤングマガジンで人気を博した同名マンガの実写映画化の第二弾、原作でも人気の横浜ウィザード編を核にしたストーリー。
主要キャストはそのままに今回は敵役の横浜ウィザード社長滝正樹役に浅野忠信を迎えヒロイン役に広瀬アリスを起用した話題作です。
個人的に園子温という監督はこういう作品に向かないと思うタイプの監督かと思っていたのですが、意外や意外前作の新宿スワンも併せて非常に原作に寄り添うというか割と忠実に撮られた作品に仕上がってます。勿論細かいキャラ設定だとか今作だと中盤から後半の展開が原作と大きく変わってくる点やアクションシーンがやや現実離れしているとかそういった所もありますが、全体を通して観てみると特に違和感がありませんでした。
特に前述の通り物語の中盤から後半にかけては前作と異なっていますがこれはむしろ改悪というよりはストーリーの展開上変えざるをえなかった部分を上手い具合に調整したと言っていいかもしれません。
前作でもそうでしたが綾野剛演じる白鳥龍彦や伊勢谷友介の真虎、他のキャラクターも概ね原作に近いビジュアルなのは素晴らしいです、特に今回初登場の桐山漣が演じる鼠賀のハマり具合は特筆ものでした。上地雄輔の森永はイマイチですが。
難点としてアクションシーン自体の出来は良いのですがやっぱりどこか現実離れしてる感が強いのと原作と比べると綾野剛が少し細身ですね。なのでちょっとコワモテ感が足りないです。それと前作でもそうだったんですが例えば龍彦が街のど真ん中で叫んでるシーンとかで周りが無関心過ぎるんですよね。普通あんな所で騒いでたら周りがチラ見くらいはするはずなんですこれは前作でもそうでした。
ともあれ全体的には非常にいい出来の作品です。しかしながら前作やヒミズを見た身としては君の名はの新海誠監督くらい周りの調整が絶妙すぎて監督自身はややフラストレーションが溜まった作品じゃないかなと邪推しておきます。
そういえば雨のシーンが無かったですね。
アップデートされた任侠映画の様式美
コレがなければ、「日本で一番悪い奴ら」(2016)の綾野剛もなかったかもしれない、ひとつのキャラクターを確立したとシリーズ。前作よりパワーアップしている。
前作から引き続き、園子温監督ではあるものの、"らしさ"を感じられない下請け作品。どちらかというと"トライストーン"ファミリー作品だ。実質は山本又一朗プロデューサーのもので、脚本も本人(水島力也名義)だ。綾野剛は自社の所属俳優だし、小栗ヨメも出ているし。
同じトライストーン作品の「クローズ」もそうだけど、基本こういうオトコ臭いのが好きらしい。しかし、似たようなファミリー映画の「HiGH&LOW」より格段にアカ抜けている。脈々とつながる"任侠映画の様式美"を現代にアップデートさせるとこうなる。
伝統の任侠映画が減退したのは、"暴対法"および"排除条例"が遠因。業界の自主規制というよりも、マル暴が犯罪に絡むリアリティが減退してしまったから。設定が”拳銃”や”ドラッグ”はNGというカタギ商売であるところも、実にイマ風である。ちなみに最近のスパイ映画のつまらなさも、"冷戦後の仮想敵の不在"が原因だ。
本作は、「仁義なき戦い」や「極道の妻たち」のエッセンスを絶妙にリスペクトするバランス感覚の良さ、ありそうでなかったアクション演出の新味、大御所と若手のキャスティングの巧みさ。これがLDHとのキャリアの差。
新キャストについては、なんといっても浅野忠信の演技がそつない。たまたま同日公開の「沈黙 サイレンス」でも、主役ではないのに存在感を発揮しているところが素敵。2作をつづけて観ると、唸るものがある。
広瀬アリスは彼女なりに頑張っていると思う。勢いでは妹に及ばないし、キャミソールで歌舞伎町を走っちゃう沢尻エリカとは比べようもない。石田ゆり子のごとく時間が解決するかな・・・。椎名桔平は何に出ても同じ。
原作にはまだまだネタがあるだけに、任侠ポジションを承継して第3作、第4作とシリーズ化をすすめてほしい、期待のエンターテインメント作品である。
(2017/1/21/TOHOシネマズ日本橋/シネスコ)
オリジナル要素結構あるかな。
とりくん出て欲しかった。原作ファンは、コンテストのくだりは要らないかな。もちょっとバーストなら、まず揉めろ!的な感じほしっすね。相変わらず関さんカッケーっすねー。森長は、もうちょっと見せ場ほしっすねー。
でも、楽しめる映画でした。
うーん
綾野剛さんが好きで、前作は面白いと思ったので見ました。
何だろうこれは・・・
個々の俳優さんの魅力は分かるし、ケンカは迫力ありましたけど。
椎名桔平さんや要潤さんが出てきた時は、わくわくしましたけど。
広瀬アリスさんの出演には、見る前から期待していました。
可愛いし一生懸命さが伝わりましたが、新宿から遠そうな川に飛び込む必然性がわからない。コンテストの踊りも長かった。
劇中の女性の歌(ライブハウスの知らない歌と、コンテストの津軽海峡冬景色)も、唐突で違和感ありました。
笹野高史さんまで使った横浜の裏社会の書き方、ウィザードの二番手以下がクズ過ぎて、リアリティなし。横浜在住としては、ある意味ほっとしてますけど。
パンフレットを見たら、シナリオが突貫工事だったようで。
葉山が不気味で、いずれ龍彦を襲うんじゃないかと思いますが、続編をやるなら、キャストが生きる練れた脚本でお願いしたいと思います。
話の繋がりを感じない。
最強に意味のわからないことの連続。話の繋がりも見いだすことが出来ません。豪華キャストをここまで無駄遣いしてると思う事も中々ないです。見てる途中、帰りたく帰りたくてしょうがなかったけど混んでたから無理でした。園監督どうしちゃったの…。
まず横浜在住としては許せない所が多い。なんで横浜まで船で来るのか分からないし、みなとみらいでスカウトすんのかも分からない。みなとみらいとか大桟橋でスカウトは恐らく出来ないよ。横浜=みなとみらいかもしれないけど、キャバクラとか風俗っていうイメージは全くないから。やるなら横浜駅近辺とか、福富町でしょ。綾野剛言ってたよ、「新宿から横浜は30分」って。船で来てるお前の言葉とは思えない。
話に関しても、浅野忠信が出てれば万事OKと言いたかったけど、あまりに意味がわからない部分が多すぎます。この人はなんでこういう事をしたとか、この人はなぜこうなったとか、最も酷いところは何故こいつはここにいるんだろう…という事でさえ分からない部分が多い。スポンサーのお偉いさんがたくさんいるコンテスト会場に、下っ端の小汚いスカウトを座らせたらダメでしょ。あそこにいるべきは幹部どもだよ。あのコンテストも誰が得するんだろう?勝つとどうなるんだろう?コンテストに勝てば横浜が手に入るって事?理解できなかったなー。
山田優の店が8ヶ月工事してるから、その間だけ椎名桔平のトコで働かせるって話も耳にしましたが、そんなの絶対無理だから。そんなナメた事はしたらいけない相手だって話その前に出てたから!中野英雄が椎名桔平に叱られてたの忘れないで!
人物配置もです。浅野忠信強い、でも中野英雄のが強い、でも椎名桔平のが強い。で、お前らは何故にそんな強いの?一切の説明はございません。浅野忠信のキャラは、実は関への恩を感じてる的な事を描きたいのかもしれないけど、ただの優柔不断に見えるもんだから全く言葉に重みがない。しかも高橋メアリージュンに呼び捨てにされてます。1番気になったのは、広瀬アリスの話がいらないって事だよ。そして関よ、お前は全然出てこないけど横浜で1人で何してんだよ。
あとは前作から気になってた山田優。山田優は全然嫌いとかじゃないけど、ちょっと最強ママには見えないですよ。ベストかわからないけど尾野真千子とか天海祐希みたいに、芯が強い感じが山田優にはないし、何と言っても女優感がない。
中野裕太のキャラは、ウィザード社にとってマイナスになるような事ばっかりしてる。紋舞会の天野会長が目をかけてる涼子ママの店をブチ壊す狙いはなんだ?そして中野裕太の部下はスーサイドスクワッドのパロディやってるのか?
散々揚げ足取りをしましたけど、映画でもドラマでも漫画でもそうだと思うけど、話の繋がりがないと楽しめないと思うんですよ。ラブストーリーに置き換えると話が早い。浅野忠信と深水元基はデキてる、けど浅野忠信は中野英雄ともデキてる、けど中野英雄は椎名桔平にフラれたばかり、深水元基は綾野剛ともデキてる、けど綾野剛の本命は久保田悠来、そこにちょっと待ったと金子ノブアキ登場。これより多くの恋煩いは起きてるけど、このラブストーリーを1つの話にするのはさすがに無理だったって事でしょう。
総じて、早くも今年ワーストの大本命。見てる途中で帰りたくなったのは、TOKYO TRIBE以来久しぶりでした。見てるこっちが恥ずかしくなるね。
続編と言うより新章
試写会で観ました。
原作ファンで前作も観ていたので楽しみにしていました。
前作の終わり方で横浜編にどうつなげるのかと思いましたが龍彦と洋介のやりとりの芝居力で違和感なくまとまっていました。
アクションもより派手になっていて手に汗握る男達のアツい闘いも最後まで飽きることなく観られました。
更なる続編に期待!
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