「I try to find another way. ボーンさんの記憶を巡る旅再び」ジェイソン・ボーン アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I try to find another way. ボーンさんの記憶を巡る旅再び
アクションシーンは流石に見応えあります。いつものように追われているシーンが、緊迫感アリアリで面白かったです。
でも今回はやっぱり無理矢理作った感が否めないですね。ストーリー的にも強引に父親の話持ち出したりで。あれだけ有能なボーンさん、何故9年間もストリートファイトで生計を立てていたのでしょうか?何だってできそうなのにね??ニッキーさんも殺されちゃって、ボーンさんが表に出てくる理由付けの為の舞台装置になってただけのような・・・新キャラのトミー・リー・ジョーンズも如何にも悪いオッチャン過ぎて、ひねりが無さ過ぎて・・・うーん、全体的に今一つなカンジでした。
しっかし、マット・デイモンは「ボーン・レガシィ」が作られた時にはユニバーサルから事前に何の連絡もなく、一般人と同じように「レガシィ」の事をニュースで知って「俺の知らない所でボーン・シリーズの続編作りやがって!」ってメチャメチャ怒ってたはずなのに、よく今作に出演したなー。
アリシア・ヴィキャンデルは相変わらず美人ですね!媒体によって名前がアリシア・ビカンダーになってたりしますが、そのうち落ち着く事でしょう。個人的には何となく「ヴィキャンデル」で落ち着いて欲しいのですが、どの呼び方が主流なのでしょうか?ちなみにwikiでは「ヴィキャンデル」でした。外国語を日本語の発音に当てはめようとすると、どうしてもズレが出ちゃいますよね。
相対的に蛇足感がある新生ボーン・シリーズ、でも続きがあればきっと観に行きます。何だかんだで観ている時はそれなりに楽しめますしね!ワンパターンに陥らず違う道を見付けてくれる事を期待します。
でも系統が違うんで何ですが、改めて考えると毎回レベルが高いミッション・インポッシブル・シリーズって、やっぱスゴいんだなー。