劇場公開日 2016年10月7日

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「IMAX版で観るといい」ジェイソン・ボーン kousukuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5IMAX版で観るといい

2016年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

まずIMAX版で観て正解でした。バイク、車のアクションシーンがあり迫力が増しますし、人混みに紛れて逃げるところもテンポある音でスリルを高めますのでIMAXはいいです。

内容ですが、ジェイソンボーンが記憶を取り戻しCIAとの関係とも切れたかと思いきや元CIA職員ニッキーがボーンがトレッドストーンに入る前からCIAに目を付けられていたことを知らされ再び動きだします。
今回は父の死とCIAの関係を追求します。どうもCIAはボーンをトレッドストーンに入れるために裏工作をしていた模様です。今回ボーンの父が息子をトレッドストーンに入ることを妨害したためテロという名目で殺害されました。
しかし、もう一つの謎、何故ボーンがトレッドストーンに入ろうとしたのかがまだ明かされていません。続編はあると思います。恐らくCIAはとんでもない工作をしていたのではないかと思います。

この映画は、CIAの裏工作という非情に興味を持つ内容を描いていますが、ボーンのトラウマの追求でもあると思います。何故暗殺者になったのか?愛国者だから国の為なら人を殺してもいいという考えの人間だったのか?記憶を失ってからの行動を見ると決してそのような人間には見えません。トラウマがボーンを変えてしまったのです。

ここからは想像なんですがCIAはトラウマになるような経験まで仕組んで工作員を作っていたのではないかと思います。それが続編で暴かれる。そしてやっとボーンは悪夢から開放される。

いろいろ探求してしまうところが、このシリーズの面白いところです。非情に可哀想な役柄なんですが、もう少し頑張ってね、マッド・デイモンという感じです。もう随分と年を取ってしましました。

kousuku