「娯楽作」聖の青春 さとしさんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽作
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鹿児島の駅ビルで見て来ました。
感想
あれでは病気になるよ。
食事はチェーン店の牛丼ばかり。おかしにもこだわりがあるようだ。おまけに酒は浴びるほど飲む。これでは体調悪くなるし、病気も進行する。「僕は、体が弱い。だから、運動ときちんとした食生活だ。」と、気を付けていたなら、もっと長生きできたのではないか。
主人公のお友達は、引退を考えた対局で小学生相手に負ける。途中、鼻血が出(なんで鼻血が出るんだ?、知恵熱のようなもの?)散々な結果だった。
僕はNHKでこの棋士のことを知った。
「羽生を苦しめた男がいるよ。でも、病気には勝てなかったんだ。」「よし、それを映画にしよう!」となり、映画化されたんだと思う。しかし、その肝心の主人公の映画中の描き方が、「病気になる」→「若くして他界」と、ただそれだけだった。反対に映画のストーリーとして面白かったのは、お友達の将棋人生だった。
やり方によっては、もっと面白い作品、訴えかける作品にできたのではないか。エンドロールが出たとき、「ふーん」と思うだけのただの娯楽作になってしまった。
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