ザ・ボーイ 人形少年の館のレビュー・感想・評価
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自宅にて鑑賞。古びた洋館を舞台にし、BGMが盛り立てるゴシック系のホラー。流れる様な情感高まるスムーズな導入部。L.コーハンの“グレタ・エバンス”の過去が徐々に明かされつつ屋敷の不可解で謎めいた出来事が続く中盤ややもたつく。出掛ける際の耳打ちが想起されるが、老夫婦の心中は何故そうするのかイマイチ解せず、ただ唐突にしか思えなかった。“コール”のB.ロブソンの登場から物語は一気に加速するが、人形共々“ブラームス”のキャラクターはもっと作り込むべきで中途半端な印象。不気味な雰囲気を愉しむべきか。60/100点。
・伏線にはなっているが、物語として余り際立たなかった
“ブラームス”のルール:
・客人を招いてはいけない
・人形の顔を覆ってはいけない
・食事は冷蔵で保管する事
・毎朝7時に起こす事
・平日には3時間勉強を教える事
・音楽は大音量でかける事
・人形を一人にしてはいけない
・庭の鼠捕りを掃除する事
・人形の食事を欠かさない事
・おやすみのキッスをする事
の10点。
・“マルコム”のR.エバンス、C.ファレルか若かりしB.ウィルスを彷彿させる甘いマスクの印象が残った。“ヒールシャー夫人”のD.ハードキャッスルが何とも不気味だったが、やはり一見可愛くも気味悪くも見える人形の出来が素晴らしかった。
・序盤、L.コーハンの“グレタ・エバンス”が初めての悪夢でうなされ起こされる際、白いシャツを着ているが、人形の涙を拭い屋根裏部屋を見付ける次のシーンではグレーの服に変わっていた。
・当初、タイトルは"In a Dark Place"で、“グレタ・エバンス”役はJ.レヴィになる予定だった。
・鑑賞日:2016年6月26日(日)
あ、そうだったんだ…
DVの元彼から逃げるように アメリカからイギリスへ渡り、ベビーシッターの職を手に入れた主人公グレタ。
屋敷の主の老夫婦から これが息子だと人形のブラームスを紹介され戸惑うが、10のルールを守るようにきつく言われる。
そして、老夫婦は旅に出て 人形と二人の生活が始まるが、人形に気味の悪さを感じるグレタは 人形を放って生活を始める。
話が進むにつれ、ブラームスの人間像が浮き彫りになるが、実は人形に魂が宿っていて…と思いきや。
旅に出る前に、老婆(ブラームスの母)がグレタの耳元で「I'm sorry…」と囁いたんだけど…何でかな~?って思ったら そう云うことね。
なに?今更…と思ったけど、暴れられたら力のない老人には止められないって悟ったんだろうね。
それなら 先ず息子の方をどうにかしろよ っと思ったね。
こういうプレイもありかな、いや…ありかな。
邦題が酷い。ヴィジュアルバンドの曲のタイトルみたいだ。
序盤、旅行へ出かける老夫婦に「しっかり働きます!」と言いながら人形をガン無視するまでが音速のグレタ。
中盤以降、サンドイッチ1つで手のひら返してブラームスに優しくなり「子供を亡くした苦しみが私にはわかるの…」と自らの過去を打ち明け優しい彼からのデートの誘いを断ってまでブラームスから離れまいとする姿とのギャップが凄い。というか、違和感が凄いw
配達係の優しいご近所さんの彼も、そこ秘密にすんなよ…と思うような過去ネタを突然打ち明けてくる等無理やり感を抱きかねないシーンが目立つ。老夫婦も別にその年で自殺しなくても良くね?と言わざるを得ないし。
でもまぁ、ゴシックな雰囲気漂うお屋敷にマジで人形と2人きりというシチュエーションが静かに怖いので楽しかった。
鏡ぶち割って引きこもりブラームス(ヒトガタww)がぬっと登場するシーンはテレビから貞子が出てくるジャパニーズホラーのような、若干ビビらせ過ぎて進撃の巨人の特撮シーンにも見えるような、とにかく印象深かった。
赤ワインを飲みながら1人用ソファにブランケット掛けて鑑賞したいね。
散々ド派手な濃厚ストーカーを思わせていたコール君がクソ雑魚並にブラームスにヤられる(しかもブラームスは引きこもりの大男)のが最も残念だったかな。
ひげもじゃ胸毛もじゃのブラームスが「ベッドにおいき!」と言われてすごすご従うシーンに萌えたのでレビュータイトルがこうなりました。
成程なあ
あらすじを前にちょこっと聞いたことがあり気になったので観てみた
何かから逃げる為夫婦の元へ、ベビーシッターとしてやってきたグレタ。どんな子かと顔を見てみると何とそれは人形(ブラームス)
その後夫婦は何処かへと出掛ける。夫婦がいないことを良い事に10つの約束を破ったり配達員のマルコムからの誘いにも乗ったり、やりたい放題。最初はブラームスを粗末に扱うグレタ、けれどある事がきっかけでマルコムの誘いを断ったりと狂った様にブラームスの世話をする。
余り納得出来ないラスト(特にブラームスの件)だったが、まあ悪くはなかった。
いい雰囲気…ファ?!
人形系ホラーだったようなので
借りたくてレンタル屋で半年待ちやっと
在庫がある時に確保できたのでそんなに
人気なのか?!と思い鑑賞しました。
主人公の置かれている状況と、人形への思いの変化が、ズブズブ人形に侵食されている雰囲気など中盤までとても良かったです。
人形か、館に霊が憑いているのかと思ったら
急な展開に口が開いたままでした。
最後のシーンを見る限り、
チャッキーのような存在にしたいがための
序章の映画なのでは?と感じました。
もしそうなら、人形映画としてはこの人形自体の性格の癖がないので、(チャッキーは完全悪すぎてむしろカッコいい男、欲において開放的)
続編で巻き返せるのか?と思いました。
中盤までのワンシーンワンシーンのカットはとても見やすく、ゾクゾクしました。
女優さんもとても綺麗でした。
お人形可愛いよ。
8歳の男の子のベビーシッターをするためやってきた大きなお屋敷。しかしその男の子は人間じゃなくお人形だった。そこには人間のように扱うことを前提としたルールがあって…
怖くはないしドキドキもしないけど、それなりにホラー映画のパターンを守りつつ進んでく。
最後、えーー!そのパターン!?
そっちーー!?
びっくりしたよ。
お前か~!!
半裸のローレン・コーハンが気味の悪い洋館をウロウロしてて、目のやり場に困まるのでセクシーな映画になるかと思ってしまう。
それにしてもストーカー化した男にひどい目にあったのに、すぐ新しい出逢いに飢えている所も呆れてしまう。
まぁ、ちゃ~んとブラームス君にお仕置きされる。
ローレン・コーハンが好きなら乗りきれるだろうが彼女の活躍はセクシー露出とラストにちょこっと頑張る程度。
だから、観ている人がもしかしたら?と思い出した時にそのオチが晒されて「なんじゃそりゃ?」となるに違いない。
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