「絶妙な温度感」チャーリング・クロス街84番地 s.u.m.m.e.rさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙な温度感
クリックして本文を読む
こういう温度感が1番良い時って結構あるんだよなぁ
セリフとか時代背景とか興味深い人にとっては(イギリスアメリカ両国あるし)ある意味情報量多いけど、淡々としていてお白湯みたいに静かで心身に沁み渡る……
手間とか不便とか今や失われつつあるけど、やけに格好良くってロマンを感じるよね
服をかっちり着て帽子を被ったり、食器を並べたり、マッチでタバコに火をつけたり、そして郵送でのやり取りの楽しそうさったらないよね
時間の感じ方とか豊かさとか色々考えちゃうよね
海を渡って熟成された文章をアツアツの気持ちで読んだり書いたり、待つ時間もヤキモキする時間も本当に贅沢で豊かだなぁ
ハムサンド食べれる今にも感謝だけどね
ニューヨークの一人住まいの気ままな感じも、イギリスの人々の重厚な住まいも時代の流れも二人のやり取りにのせて楽しくのんびりみられてよかった
ラストは流石に………感動するね
なんかため息出ちゃったよ
コメントする
