「楽しい、が、長い。」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー dekamoさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しい、が、長い。
アベンジャーズのヒーローたちが新しい組み合わせで登場し戦っていることに興奮した。ただ、長い。150分。そして本作はインフィニティウォーの前編なので後編へと物語のメインは引き継がれる。物語はただただサノスが石を集めるというもの。それを止めようとヒーローたちが出てきては試行錯誤。これまでのMCU作品を観てきて、物語の随所にちりばめられてきたストーンがついに回収されるのだから感慨深いものはある。10年越しのインフィニティーウォーである。理屈ではわかっているが気分が乗り切れなかったので映画は単体で楽しめるべきなのかなとも思う。その他要因として、疲れて眠かったこと、座席が左端だったことや冷房が効きすぎて寒かったこともあるだろう。
GOtGがついにアベンジャーズと接触したのはうれしかった。舞台としても都市と宇宙で大きく2分され面白いと感じた。グルートの反抗期キャラが笑えた。ドラックスとピーターの筋肉質論争は劇場から笑い声が多く聞こえた。そのほかにもまじめにやれよって言いたくなるほどギャグ的な会話を交えて進んでいく。これって最終的に勝っても負けてもプロセスとして嫌な感じにはなる気がする。本作は敵が強すぎて勢力的に押されたまま終わるのでヒーロー同士の関係性を会話ギャグ的に魅せることに重きを置いたのかなと思う。
アイアンマン推しとしては、ナノテクノロジーとか言いつつ変形、回復するスーツが良かった。戦う限り進化し続けるアイアンマンが好き。
ガモーラの回想、幼少期にサノスと出会う場面が悲しくて印象的だった。ネビュラちゃんへの拷問尋問も特殊すぎたけどかわいそうで印象的だった。
サノスに傷つけられた場面何度かあったからちゃんとやればもっと戦えた気がする。サノスに触れることもできないと想定していたので、思ったより戦うじゃんと思った。
ロキは死んだという認識でよろしいでしょうか…。