「最低(ネタバレ有り)」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー Akiさんの映画レビュー(感想・評価)
最低(ネタバレ有り)
将来こんな世界が来るかもって思えるようなSFが好きな人は見てがっかりするだけです。ビッグバン時にインフィニティストーンがどうのこうのって、そんなのうそだって知ってる人はもうその時点で興味を失います。ただ面白ければいいって人も見終わった後はつまらなかったって感情しか起きないでしょう。なにしろアベンジャーズが負けるんですから。少なくとも自分は、後編を映画館へ見に行かないでしょう。せっかくアベンジャーズ、アイアンマン、キャプテンアメリカは全編見てきたのにどれも次回作は見たくなくなっちゃいました。残念です。
映画だから現実を無視したどんな設定でも自由だって言うんですか。
では科学考証は何の為にあるんでしょうか。
マーベルは映画を作るたびに、科学考証のホットラインを利用しているそうですが(全く機能しているとは言えませんが)、それは何の為ですか。
キップ・ソーン博士がもしこの映画にかかわっていたら、こんなシナリオにOKを出したとは到底思えません。
現実は現実、映画は映画、空想と現実はわけて見るべき。
出来ないならこの手のSFもファンタジーも見るべきじゃないし、議論をしても決してわかり会えない。
絶対に無理
ポカンて言うのが「何を言ってるのか意味が全然分からない」って事だとしてコメントしますが、
元素さえ存在できない世界でどうやったらそんな石ができるんでしょう。納得できる説明をできる方がいたら教えて欲しいものです。
ちなみに最初の元素ができたのはビッグバンから37万年後です。それも水素とヘリウムだけ。
いや別にアイアンマンやスパイダーマンがいないなんて言ってないんですけど。
インフィニティストーンが無いとも言ってません。ビッグバンでできるなんてありえないと言ってるんです。
ビッグバンでできないって言うのはインフィニティストーンに特化した話じゃありません。
あらゆる物質がビッグバンでできるはずないから、インフィニティストーンもできるはずありません。
ビッグバンで何か物質ができたって子供に信じ込ませる事は、太陽は地球の周りを回ってるんだよと信じ込ませるのと大して変わりません。
確かにビックバンで6つのインフィニティストーンができるなんて、誰がどう見てもニセ科学です。それを知らない子供が、この映画を見て、この宇宙にはインフィニティストーンがあると信じた子供も少なからずいるとして。どうして、この世界にアイアンマンやキャップ、スパイダーマンやドクターストレンジがいないと分かるのですか?きっとそこに、あなたが思う疑問の答えがあるはずだと、私は思います。
ビッグバンが何かを知っている人なら、インフィニティストーンができるなんてありえないっていうのはわかるはず。この話を作った人は太陽が地球の周りを回っているとでも信じているのか、ただの馬鹿なのか.それともマーベルの作品をSF(科学に基づいたフィクション)と思って見ていた自分が馬鹿なのか。ただの泥話と思って見るべきだったのか。この作者がビッグバンの事を知っていて、あえて作ったのなら悪質です。ビッグバンの事を知らない子供がこれを見て、ビッグバンで色々な物質ができたなんて信じたらどうするんですか。
だってヒーローもののSFもアメコミも嫌いなんだからしょうがない。アイアンマンは人間臭い性格が、キャプテンアメリカは泣ける誕生ストーリーが好きだから、Xメンは1作目にはまったから、ワンダーウーマンはかっこよすぎるから見てるだけです。
こういう人は何故この映画を観に行ったのかがそもそも謎
ろくにシリーズも見てない、予備知識もないような人がわざわざお金払って映画館に行ってまでして
あげく10年かけてスタッフ・キャスト・ファン達が築き上げてきた集大成に対してずけずけ酷評なんかして
何がしたい?