「ヒーロー映画の到達点の一つ」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 2501さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーロー映画の到達点の一つ
有休を取って今日の朝一で観に行ってきましたが、その価値はありました。
本作の上映時間は2時間半であり、娯楽映画としては長い方で、大抵こういう映画は中だるみしがちです。
ところがインフィニティウォーには中だるみが一切なく、2時間半があっという間に過ぎたような感覚を覚えました。
マーベル映画史上最多のヒーローが登場するということでヒーロー一人一人が薄くなるんじゃないかとも思いましたが、全員に見せ場があるのは良く出来た脚本だと思います。
ルッソ監督はアクションが得意という印象でしたが、こんな多数のヒーローを余すことなく使ってみせることも出来る監督だったんですね。
そのアクションも、ただの力押しではなくそれぞれが能力や頭脳を生かしたアクションだったので見応えがありました。
そして、ラスボスであるサノスもきちんと掘り下げが出来ていました。
これまではやべーこと企んでそうな宇宙ゴリラという印象しかなかったのですが、本作では敵ながら天晴れと言いたくなるような強さと信念を持っていることがわかりました。
ブラックパンサーのキルモンガーは良い敵役だったなと思いましたが、サノスはそれ以上です。
それと音楽の使いどころも良くて、例のアベンジャーズのテーマ曲の入れ方も最高でした。
マーベルの映画は客観的に見て史上最も成功している映画シリーズで、インフィニティウォーはその一つの到達点だと思います。
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