劇場公開日 2018年3月1日

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「マーベルのフリした黒人映画」ブラックパンサー バラやんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5マーベルのフリした黒人映画

2018年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

なので、当然のごとく差別問題をとりあげるわけですが、それをヒーロー映画の枠組みの中で表現しようとする姿勢にグッとくるわけです。
逆に、普段、黒人映画や黒人音楽にそんなに触れてない人にはピンとこない、ということで、そこがレビューの評価の分かれ目になってくるのかなぁと。
特に、監督ライアン・クーグラー&キルモンガー役マイケル・B・ジョーダンのコンビの『フルートベール駅で』『クリード』、
ナキア役ルピタ・ニョンゴの『それでも夜は明ける』、
あるいはブラックパンサー役チャドウィック・ボーズマンの『42』『ジェームス・ブラウン』を踏まえて見ると、さらに楽しめる内容になっているかと。
もちろん、何も深く考えずに見ても楽しめるのがマーベル映画のすごいところですけどね。

余計な話ですが、日本人も西洋に行けば差別される側に立たされることは意識したほうがいいとは思います。ほんと蛇足ですが。

バラやん