マイティ・ソー バトルロイヤルのレビュー・感想・評価
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恐るべしラグナロク
まず言わせて欲しいのはとにかく笑える作品でした。ただ、シリアスなシーンでも笑いを誘うようなセリフや行動があり、そこは少し残念でした。また、既存のキャラの扱いがガッカリでした。ウォーリアーズスリーは無惨そのものでした。ソーは3人の死を知っていたのでしょうか。そのような描写はなかったので不思議です。そしてシフの欠席やジェーンとの破局。オーディンは一体地球で何をしていたのか、何を待っていたのかなど疑問です。今まで過去2作品で積み上げられてきたキャラクターたちの扱いが雑だったのが、今作品が面白かっただけに目立ちましたし悲しいです。
移民の歌
なかなか面白かったけど、ジェフ・ゴールドブラム星のくだりが長すぎ。ダレたよね。
確かにちょいちょい笑いを挟んでくるのは新しい。
しかしなんといってもコレは『移民の歌』の勝ちでしょう!「あー」という意味も含めて。
あとヴァルキュリー可愛い!
『ガーディアンズ〜』の二番煎じ?楽しければいい!
面白い!極彩色の宇宙でデコボコチームが茶目っ気たっぷりにドタバタしながら活躍する様は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の二番煎じともいえるけど楽しければいいじゃないか!それでいて『ソー』らしい貴種流離譚でもある。本作が描くのは「王の帰還」
それにしても「移民の歌」を完全にソーのテーマソングにしてしまったタイカ・ワイティティ監督のセンスに脱帽。ユーモアの塩梅も抜群でめちゃくちゃ笑った。改めて『ドクター・ストレンジ』(スコット・デリクソン監督)のユーモアがいかに不恰好だったかを感じた
個人的に今年のマーベル作品(『ドクター・ストレンジ』と『スパイダーマン:ホームカミング』)には乗り切れんかったけど『マイティ・ソー バトルロイヤル』は乗った!もうアベンジャーズはこれと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいな極彩色の宇宙でドンドンやってくれ!
One of キャラクター映画
まず邦題からもの申したい。
もちろん「マイティ・ソー」は原題も邦題もいっしょだが、なぜ原題の「ラグナロック」を「バトルロイヤル」にしたのか?
内容から見るにどう考えても「ラグナロック」が正しい。
「ラグナロック」で意味が通じないなら日本語に当たる「神々の黄昏」で構わないはずだし、「神々の黄昏」の上にカタカナでラグナロックとルビを打つ方法もあったはずである。
ソーが惑星サカールに流されてハルクと対戦する話は明らかに傍流である。
本作で登場するテッサ・トンプソン演じる女性戦士ヴァルキリーはドイツ語のワルキューレ(ヴァルキューレ)の英語読みであり、ワーグナーの4夜連続の長編オペラ『ニーベルングの指輪』の最終(第3)夜のタイトルが『神々の黄昏(ラグナロック)』である。
実際内容は神々の居城であるヴァルハラが炎上して物語は終わるので、本作はそれを踏襲してアスガルドが炎上して終わっている。
なお本作でのヴァルハラは死者の眠る場所として会話の中で登場している。
また本来のヴァルキリーは戦死した勇者の魂をヴァルハラに迎え入れる役目を担い、実際には9人(8〜12人の説もある)の総称である。
日本でもアニメの『超時空要塞マクロス』で活躍するロボットの名称に「バルキリー」が使用されている。
いずれにしろ知識不足なのか興行を見込んでなのか、どのような意図があるのかわからないが、「バトルロイヤル」という副題はまったく本作の本題からずれている。
邦題の付け方にセンスと内容理解度の双方を一切感じなくなった映画が増えて久しい。
元々は小説の題名ではあるが、『Gone With the Wind』を『風と共に去りぬ』と名訳したような邦題にはもはや巡り会えないのだろうか?
本作は言うまでもないが「マーベル・シネマティック・ユニバース」と銘打たれたアベンジャーズ・シリーズの1つであり、『マイティ・ソー』シリーズでは3作目に当たる。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でメンバーのその後が描かれたが、その中に登場しなかったソーとハルクの後日潭でもある。
『ロード・オブ・ザ・リング』ではガラドリエルというエルフの中でも有力な光の化身のような役を演じていたケイト・ブランシェットが、本作では全く正反対の悪の化身ヘラに扮しているのも面白い。
浅野忠信演じる「ウォリアーズ・スリー」のホーガンがヘラに殺されて残念だが、あっさり殺された他のウォリアーズ2人よりは見せ場があった方だろう。
またソーがサカールで会った全身石でできたエイリアンのコーグは本作の監督であるタイカ・ワイティティが演じているようだ。
生き残ったアスガルドの住民を引き連れてソーが地球に移住して物語の幕は閉じるが、この後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にどうつながっていくのだろうか。
ソーとハルクはもちろんだが、本作で活躍したロキやヴァルキリー、ヘイムダル、コーグも登場するのだろうか?
父親のオーディンよろしく右目に眼帯をはめるようになったソーだが、右目は回復するのか?
劇中で壊れた残骸は質量を感じないほどショボいものであったが、はたして鉄槌ムジョルニアはもう復活しないのか?など気になるところではある。
またどう考えてもヘラも死んでいなさそうな終わり方だったので、いずれどこかで登場するのか?など例によって伏線は張りまくりの終わり方である。
シリーズで新作が制作されるごとにCGであったりセットや小道具はどんどん進化しているように思えるが、それと反比例するように中味がスカスカになっていくのは気のせいだろうか?
また本作は1つの映画としては他のシリーズ作品を観ていないと理解できない酷い代物である。
シリーズかどうかも定かでないものをあれもこれも観なくてはいけないのはまともな映画の制作方法とは思えない。
はっきり言って邪道である。
とはいえ本作は言ってしまえば単なるキャラクター映画なので、目くじらを立てるほどのこともないのかもしれない。
正直筆者の最近の「マーベル・シネマティック・ユニバース」の楽しみ方は、映画は惰性で観ているので最早中味はどうでもよく、新しいシリーズ作品の公開にともなって「S.H.フィギュアーツ」というバンダイの可動フィギュアのブランドから発売される新商品の造形力が進歩するのを目にすることである。
テンション上がる
楽しい。
マーベル作品は観る度にテンションがあがる。ヒーローが戦う話しだし、展開もスピーディーで飽きがこない。
昨今は単独での作品も増えて、ヒーロー大集合的な側面もある。
地球の魔術師との共演も見応えあった。
映像は美しく、まさに夢の世界だ。
ラストの大魔神も、それに挑むヘラも、漫画の1コマを映像化したような構図が気持ちいい。豪快なバトルだった。
弟の立ち位置が随分とフレンドリーに改変されてはいたのだが、兄弟の軽妙なやりとりは、この作品だけを切り取ると面白い。
ケイトブランシェットは、おおよそ2.5次元なんてものとはかけ離れているようにも思うのだが、あの妙な被り物を着こなしてる感には感嘆する。
美しく、気品があり威厳がある。
主人公の前に立ちはだかる敵として、凄まじいまでの存在感だ。
途中、妙な惑星に飛ばされ話しは脱線するんだが、元々がコミックであるならば、お約束とも思える。
大人から子供まで楽しめる作品であった。
ひとえに主人公のキャラ付けの賜物であるように思える。
流石マーベル
マーベル作品はアベンジャー図2あたりから劇場で見てるけどどれも映像に圧倒される。
この作品もその一つだった。
全体通して今回もロキがいいキャラしてた。
マイティーソー髪短い方が似合ってると思う。
ハルクとの掛け合いとか共闘も見どころだった。ハルクと普通に会話してるところは新鮮で面白かったし。
バナーに戻ってからの会話も楽しかった。
今回はマイティーソーにしては話の内容も分かりやすかったしテンポも良かった。
ブラックパンサーも楽しみ。
期待しなかったから
その分楽しめたかな、ハルクは暴れるし子供向け映画だとも思うが 大人でも十分楽しめる作品。
近所のシネコンでは吹替えしかなかったが字幕で観たかったな、ソーは子供のように壊されたハンマーの自慢してどうする。
父王がソーは大きな力を持っていると言ったが結局姉さんには勝てなかった ハンマーは力を制御してるんじゃなかったっけかな。力関係が良くわからなくなった。ドクターストレンジがソーを翻弄してたのは面白いね しかしソーは神じゃなかったか(^^; ドクターストレンジもアベンジャーズ入りか!!
ただ ハルクとの共演は違和感があったな、ハルクは怒りの塊だから喋っちゃダメだと思う
地球に来ると人口問題が、、、、次回作も楽しみ。
やってくれたぜタイカ・ワイティティ!!!
待ちに待ったソーの3作目。
期待通りの最高の映画でしたね。
鑑賞後は間違いなく「移民の歌」が頭から離れなくなるでしょう。
今回もマーベルは最高の男を監督に据えた。
彼の名はタイカ・ワイティティ。
もう名前からしてユニークな彼は、コメディが得意な監督だが、お馬鹿だけでは決して終わらせない見事な手腕を見せつけてくれた。
(以下ネタバレ注意)
本作品のテーマは「ラグナロク」だ。
それもそのはず、劇中に起こることはアスガルドが崩壊したり、ムジョルニアがヘラに破壊されたり、オーディンが死んだりとかなり悲惨なことになる。
きっと他の監督さんが撮っていたら、間違いなくシリアスまっしぐらな映画になってたろう。(それも悪くはないけど)
でも彼は「い〜や、俺ならこう撮っちゃうねw」と言わんばかりにコメディ要素をふんだんに盛り込んでいる。
ソーとロキの「助けて!」作戦や、ソーとハルクの子供同士の口喧嘩みたいなやりとり、バナー博士が着地失敗して死にかけたり、ハルクを見た時のロキのリアクション、ソーが髪切られる時の「やめてくれぇぇ!」等々、最高に笑える馬鹿げたシーンが満載なのだが、それだけでは終わらせず、冒頭のソーのアクション、ソーとハルクの決闘、ヘラの超絶無双アクション、最後のバトルシーン等、燃えるようなシーンもたくさんあって飽きさせない。
特に最初と最後に流れる「移民の歌」をバックにした戦闘シーンは最高に熱いです。
熱すぎて汗だくです。
それに「移民の歌」はこの映画のキーとなる重要な曲でもある。
あまりに有名なこの曲のバッチリ押さえた使い所に賛辞を贈りたい。
また、1作目の「アスガルド」のテーマや2作目の「Into Eternity」と言う曲を流してくれたのも個人的にはポイントが高いですね。
キャラクターも相変わらず魅力的です。
ソーの魅力は何といってもウジウジ悩まない所。
愛するムジョルニアを失っても、父親が死んでしまっても、壁に当たったら、ぶち壊してアスガルド崩壊を阻止せんと目的に向かって突き進むソーの何と爽快か。
ムジョルニアだけが自分の力の証ではない。
本当の力は己の内にあり。
「アスガルドは国ではなく、民だ。」素晴らしい名台詞頂きました。
ザ・アメコミヒーローです、彼は。
ロキは今回もロキってます。
やはり、ソーとロキのセットは素晴らしい物がある。
「アベンジャーズ」でハルクにギッタンギッタンにされるが、同じようにギッタンギッタンされるソーを見てガッツポーズする彼に萌えたファンも多いのでは?
それにソーとのやりとりを見る限り、今回は少し絆が深まったようにも思える。
ハルクがすげぇ喋ります。
しかも子供みたいな口調でw。
嬉しかったのはかつての「インクレディブル・ハルク」と同じように、バナーが悠然と自ら人助けをするシーンがあったこと。
やっぱり彼もヒーローなんだなと。(意外といいケツしてんだな。プリプリやんw。)
ヘラがとんでもなく強い。
そしてエロ美しい。
全員が束になっても敵わないその強大さとケイト・ブランシェットが演じてるだけあって、えげつない存在感です。
コーエーの○○無双みたいなアクションは必見。
新キャラのヴァルキリー、コーグ、スカージ、グランドマスターも密度の濃い連中ばかりでとてもいい。
ドクター・ストレンジも序盤のみだが、ガッツリ出るので、彼の単独作を観てるならより楽しめるだろう。
ジェーンの件や、ウォリアーズ・スリーの扱い、シフ(どこいった?)等、気になる部分もあるが、毎回毎回マーベルキャラクターには魅了されます。
キャラクターを十分に分析し、魅力的に描き、ヒーロー映画らしく決める所はバッチリ決め、その上で自分のスタンスであり持ち味である「笑い」の要素をふんだんに盛り込み、バランスよく煮詰めるとはタイカ・ワイティティ恐るべし。
そのような男を監督に抜擢したマーベルもすげぇ。
次回作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の期待を頂点にまで高めてくれるMCUトップクラスの快作です。
自分は1作目の「マイティ・ソー」がほんとに大好きで、続く2作目「ダーク・ワールド」も好きなのだが、アイアンマンやキャプテン・アメリカと違い、世間の評価は微妙で、歯痒い思いをしてたんだけど、ここにきてやっとソーが皆に評価されてきて、俺ゃ嬉しい限りっすわw。
ありがとうタイカ・ワイティティ!!!
映画見てない人は読まないで下さい!笑
2回見てきました!
より2回目の方が楽しかったです(*^^*)
お笑い要素強くなって
内容薄いっちゃー薄いのかな?🤔
(ウルトロンで見た深刻そうな未来の予知、それが今回のことですよね?身を犠牲にする覚悟で泉に入った割には〜笑)
でもMCUファンには堪らない
今までの繋がりもあったし
これから繋がるであろう話もない訳でもなく…
個人的には前作2作があったから
今回のラグナロクが雰囲気変わりすぎな
ギャグアクションも楽しめたんだと思いますᐠ( ᐛ )ᐟ
ジェーンとイマイチな別れ?方と
ウォーリアーズ3の即死は悲しいです( .. )
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
マット・デイモンとソーの実のお兄さんの出演は良かったです👍😁
最近インフィニティソウルストーンの行方が気になりすぎてます!
HAMMERはどうなるんでしょう✨
もう惰性で観てます(T-T)
なんか、最近のマーヴェル映画って、マンネリ化してきているようで、ワクワクしないんですよね。
でも観ちゃうんですが。
でも、ケイト・ブランシェットは良かったなぁ。
悪役が強く魅力的だと、作品って引き締まりますよね。
次の「ブラックパンサー」でワクワクできることを祈ります。
アクション映画好きの私も大満足さらに劇中のテクノポップ音楽も良し!!
前半はソーシリーズを観ないとわかんないんじゃないかなと思うストーリー展開だったし前半さっそくこの話するって思っちゃったけども、徐々に慣れていき、後半はあるあるネタずくしだけれども結構のめりこめるストーリー展開だったし、アクション映画好きの私も満足できるマーベルおなじみのアクションと絵画のようなシーンやシューティングシーンも良かったけど、邦題に「バトルロイヤル」とはつけないで他のタイトルはなかったかねと思っちゃいました。
でも、本編9割ぐらいを占める割合で流れるテクノポップ音楽も好きだし、オープニングのバトルや予告でも流れた30才代の私世代にとってはプロレスの登場シーンで流れる曲もお気に入りでした(曲のタイトルと誰のプロレス入場曲だったかは忘れたのでゴメンナサイ。)
ところどころに笑えるシーンも入れてくれるのも、マーベル恒例となりました。ソーとロキの掛け合いも良かったし、ロキは相変わらずの展開だけどいいとこは持っていこうとするロキにご注目。
ハルクも良かったけど、変身前の博士を演じるマークラファロも良かったです。ソーの故郷アスガルドでの今回の敵役であるヘラとのバトルも映画あるある満載かもしれませんがご注目あれ。ハルク以外にも今回は、カンバーバッチが演じるドクターストレンジも登場しますので、こちらもご注目。
マーベル作品では、131分という短い時間かもしれませんが、見どころを凝縮するならゆったりやるよりはこれぐらいがいいんじゃねとも感じました。
ソーは次回のアベンジャーズ3作目にも出るので今後も大いに期待して拝見したいと思います。
世の中いろいろあるけれど
「移民の歌」に胸が沸き立つ。
ふと心に湧いたのだが
全世界にいる難民たちは
この映画をどう観るのだろう
どういう感情を持つのだろう…
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2017.11.19 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて
2回目はMX4D+3Dで楽しさ倍増。
胸アツもらったので
今日からまたがんばろ。
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2017.11.6 TOHOシネマズ新宿にて
1回目はIMAX+3Dで。
アスガルドがこんな大変な時に
こんなに笑い飛ばしちゃっていいの?
なんてツッコミたくなるが
映画でこんなに胸が踊ったのは久しぶり!
笑顔になるし力は湧くし
日頃の憂鬱も吹っ飛んでしまった。
世の中いろいろあるけれど
おいらもいろいろあるけれど
だからこそこんな映画、貴重だわ。
Immigrant song(移民の歌)
オープニングの大立ち回りから移民の歌!好きだけど、何故この選曲?って思ったら、あ〜最後はアスガルドの民が皆んな移民になるってことかと納得しました。オッサン世代としてはブルーザーブロディを思い出します。と、思ったら女戦士ヴァルキリー登場!お、ワルキューレ?ならワグナーの騎行?もし曲流れたら藤原喜明思い出しちゃって映画と関係無いとこでニヤニヤしそう...と、思ったら流れなかった。話を戻して、そもそも洋題のラグナロクは北欧神話で最終戦争で、そこで神話ではソーも死んじゃうはずだが..、ケイトブランシェットの死の女神ヘラ?ヘルの事だとしたら確か神話ではロキの娘だったような..?
まあ良いか!面白けりゃ! 映画としては、とても楽しく、笑えて、興奮する良い映画だったと思います。あ、個人的にはソーはロン毛が良いです。散髪は要らないでしょう...。
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