「vol.1は超えられない」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス popino1010さんの映画レビュー(感想・評価)
vol.1は超えられない
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vol.1はもう何度も見返してオールタイムベストに入る程、大好きな作品。
前作は超えられないと思いながら、それでもジェームズ・ガンが続いてメガホンを取ったことに一定の面白さは約束されているものと期待してvol.2(リミックス)を字幕2Dで鑑賞。
結果としては、想像どおり。
やはりvol.1は超えられなかった(vol.1が奇跡的な出来なので仕方なし)。
今作の続編はヨンドゥとベィビーグルートが売りの映画だった。
最後のヨンドゥとの下りはウルッとしたが、それまではあまり感情が揺さぶられるシークエンスが無かった。何方かと言えば、前作のような斬新なデザインやギミックがなく、仲間同士の掛け合いも既視感があり、平々凡々。
父親が悪の存在だったという展開も途中からなんとなく予想がつき、むしろ父親が悪だったことで、母親がただの軽い馬鹿な女だったように思えてしまい、前作で母親が亡くなる前に息子へ言い残した「父親に似てきた」のセリフや、クイルが母親の手を握れなかった事の後悔への克服の感動が薄れてしまった気がした。
又、神のような存在の血筋だった事で、超人的な力を操れるようになった展開に、次回のアベンジャーズに備えて、他のヒーローとの力の差を埋めたのだなと思いきや、最後に力を失い、この力は今回限りだった事で、次回のアベンジャーズでどうするのかと不安になった。
…と、此れまで色々、批判的な意見を並べたが、これはガーディアンズオブギャラクシーが大好きだからこそ。次回のアベンジャーズや正統な続編(vol.3?)にももちろん期待している。
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