「闇に浮かび上がる、恐怖の象徴」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー A Lonely DINOSAURさんの映画レビュー(感想・評価)
闇に浮かび上がる、恐怖の象徴
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ベタなストーリー展開、勧善懲悪の分かりやすい図式、誰もが童心に帰れる活劇=従来のスターウォーズ公式にポリコレ意識をプラス。全エピソード観てはいるものの、熱烈なスターウォーズファンというわけでも無いので、エピソード3.5的な位置付けのようだしまぁ観とくか程度の意識で鑑賞。
本作をここまでの評価に押し上げたのは、やはりベイダー卿でした。登場シーンは僅かながら、終盤のライトセーバーでの立ち振る舞い。いやぁ痺れました。暗闇の中に忍び寄る呼吸音。ライトセーバーが起動するやその紅の光源に照らされ浮かび上がる最恐の暗黒卿。1対10弱の状況でフォース全開でバッタバッタと容赦なく斬り伏せていく、正史にはなかった押し寄せる絶望感。その無双振り。この一連のシーンだけで鑑賞料の元を取ったと思いましたね。
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