「溢れるstar wars愛」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー コバヤシちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
溢れるstar wars愛
かつてルーク スカイウォーカーが率いたローグ中隊のネーミングの起源となった物語であろう。
本作のネーミングからしてstar wars愛に溢れている。
クライマックスのエンドアの戦いを彷彿とさせるような、制空制圧戦、地上戦、特殊工作任務の同時進行のパッチワーキング等、star warsの様式美を継承しながら戦争の非情さ等もしっかりと描き込んでいて、サイドストーリーというより起源的な物語のように感じた。
その中でこの時点ではまだ存命だった第一デススターの攻防戦で散って行った名だたるエースパイロット達が蘇る。
そしてこの戦いに恐らくウェッジやビッグスも参戦していたのだろうと思うと鳥肌がたった。
そしてこの裏では、ルークはタトゥーインで鬱々とした思いを抱きながらモイスチャーファームを手伝い、ソロやチューイはジャバの借金の資金繰りに奔走していたであろう、などの思いを巡らせてしまう。
第1作目からのstar warsが好きで好きでたまらない人間しかこの作品は作れなかったと思う。
そしてそういった人はこの上ない感動を味わうことが出来る作品だと思う。
star warsという伝統のような素晴らしい主軸があってこその作品である事も確かだ。
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