「心が震えた!」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー REXさんの映画レビュー(感想・評価)
心が震えた!
熱狂の六本木00:00から、二日経ちました。
一言では語り尽くせぬこの思い。スターウォーズで号泣したのは初めてです。
当日、劇場は感動の嗚咽と興奮の歓声で満たされました。
話はシンプルです。物足りないくらいに。もう少し各々の抱えてる過去を掘り下げてもいいくらいに。
そしてそのシンプルさゆえか一途さゆえなのか、徐々に徐々に心が揺さぶられ、最後の30分は嵐のように過ぎ去り、胸が締め付けられていっぱいになります。
そこには敵も味方もなく、あるのは、デス・スターのような破壊兵器は本当にあってはならないという思いだけ。ダース・ベイダーが、デス・スターを邪道だと忌み嫌う理由もわかります。
これを見たあとに、7は見たくなくなります(いろんな意味で)。
もちろんスター・ウォーズシリーズを見ていないとこれほどの感動は味わえないでしょう。ですが、未見の方にはこれをきっかけに彼らが命がけで奪ったもの、それを守り受け継ぐ物語を見てほしいとも思います。
エピ4のC-3POの呑気さに腹が立つかもしれませんが(笑
ただ言えるのは、このローグ・ワンは今までのスター・ウォーズとはまったくテイストが違うということ。私は4,5,6からきちんと見ていますが、1,2,3の賑々しさ、多様な世界観、ジェダイが沢山登場するシリーズが一番好きです。ですが、このジェダイが登場しないローグ・ワンも、心に残る傑作となりました!