劇場公開日 2016年12月17日

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「2016年のベストワン」ぼくは明日、昨日のきみとデートする ichiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.02016年のベストワン

2017年1月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作既読で鑑賞。
映画化を知った時は、あの難しい設定と読み返す事でより深くなるストーリーをどう映像化するのか不安があり、またキャスティングにも少々疑問がありましたが、全くの杞憂でした。
もう、始めから泣きっぱなし。
福士蒼汰の高寿も良かったけれど、愛美役の小松菜奈に脱帽。ファーストシーンから引き込まれた。凄く難しい役だったと思うけど、愛美の切なさが、表情から物凄くきちんと伝わって来た。
全編に渡っての光を効果的に使った美しい映像、設定を見事に表現した構成、役者の好演。原作モノでこれだけ完成度が高いのも珍しい。
間違いなく、2016年のベストワン。
2回目、3回目も楽しめる。
実際、2017年の映画初めは「ぼく明日」にして、初泣きしました(^^;
しかも観終って原作再読してまた泣ける(T_T)
似たジャンルに「君の名は」があるけれど、あちらは紅葉の画が綺麗だった事しか印象にない。
比べるものではないのかもしれないが、敢えて比較するならば、軍配は明らかに「ぼく明日」です。

ichi