「☆☆☆★★★ 昨日、旧フィルムセンターにて成瀬の『妻よ薔薇のやうに...」レディ・プレイヤー1 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ 昨日、旧フィルムセンターにて成瀬の『妻よ薔薇のやうに...
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昨日、旧フィルムセンターにて成瀬の『妻よ薔薇のやうに』を観たのだが。
特に最後の娘の台詞「お母さんの負けよ!」…には。「この成瀬、つくづくトチ狂ってんな〜!」…と、思ったものだった。
そして今日はスピルバーグの新作。
思わずこう言わずにはいられない。
「おい!スピルバーグ!本当に大概にせえよ!」…と(苦笑)
凡そ80年以上の時の差がありながら、狂った映画を2日続けて観た訳です(笑)
登場するキャラクターの細かな詳細は、1度観ただけでは完全に把握するのは不可能。その手の検証は詳しい人にお任せするとして、数多くオマージュ的に登場する諸作品。『市民ケーン』(そう言えばスピルバーグは、あのソリをオークションで落札していたのでは?)『素晴らしき哉、人生!』:『エイリアン』:ジョン・ヒューズ監督作品等。映画に関する薀蓄や台詞等は、ついついおっさんホイホイと反応してしまった( ´Д`)
更には『シャイニング』
ここが或る意味でのクライマックスに相当するのだが。この後本当の意味でのクライマックスで、メカゴジラが登場。そのバックに流れるのは【あの伊福部サウンド】
上がらない訳無いじゃあないのよ〜d(^_^o)
しかもガンダムとの一騎打ち。
本当に「トチ狂ってるわ〜!」(´-`)
流石にここまで狂ってる映画作家なんか過去には居ないよな………って、居るじゃないのよ〜Σ(゚д゚lll)
『国民の創生』(1915)『イントレランス』(1916)『東への道』(1920)のグリフィスが!
狂ったグリフィスって、100年も前なんだな〜(´-`)しみじみ
スピルバーグも、遂にグリフィスのレベルまで行っちゃったんかなあ?
2018年4月21日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン10