ダンケルクのレビュー・感想・評価
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取り残されたものと逃げ延びたもの
第二次世界大戦の初戦、ドイツ軍に追い詰められた連合軍が撤退した史実「ダンケルクの戦い」を描いた作品
桟橋まで無事たどり着くも運に恵まれず戻ってきてしまう二等兵
無謀だと思いながらも遊覧船で出港する船乗りの親子
劣勢だけども死力を尽くすイギリス空軍のパイロット
これら三軸の目線で描きやがて一つにまとまり物語が終焉を迎えるのは上手い構成だなと感じた。
主人公の一人の二等兵は無事フランスから逃げ延びるも、パイロットの一人が捕虜になり、桟橋にいたイギリス軍の上層部が泣く泣くフランス軍を見捨てなければいけない、ひょんなことで命を落とす少年が出てくるなど、ちょっとビターなラストだけれど「誰かを助けたい」そんな人間の強さや優しさがこのメッセージなのかなと思った
そんなドラマ面も良かったですが音を立てて飛来するju87爆撃機、次々と撤退する船を襲撃するhe111双発攻撃機、飛行機好きだからこういう軍用機がしっかりと演出されているのが嬉しかった
脚本は超繊細で超緻密だが、出来上がりはオムニバス。
2017年公開、英米蘭仏4カ国合作。
配給はワーナーブラザーズ。
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
配役
【陸軍兵トミー】:フィン・ホワイトヘッド
【 〃 ギブソン】: アナイリン・バーナード
【空軍パイロット・コリンズ】:ジャック・ロウデン
【 〃 ファリア】:トム・ハーディ
【謎の英兵】:キリアン・マーフィー
【ドーソン船長】:マーク・ライランス
【ドーソンの息子・ピーター】:トム・グラン=カーニー
アカデミー8部門でノミネートされ、
編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞した。
公開時に劇場で見て、最近、改めてオンデマンドで観た。
音の使い方が、そのまま『オッペンハイマー』に応用されていたことに気づく。
タイトルが示すとおり、
史上最大の撤退作戦であるダンケルク戦を舞台にしている。
緊迫感を煽り続ける音、
青味が強い映像、
脚本は超繊細かつ超緻密に練り込まれており、
陸海空、3つの物語を展開していく。
作戦の帰趨や
歴史を描くというよりも、
陸海空それぞれに象徴的な「個」の存在を設定し、
そこにスポットをあてて、ダンケルク撤退戦を描いている。
◆海面に不時着したパイロット
◆座礁した民間の船に缶詰になった陸兵
など、見ていて息苦しくなるシーンが数多く仕込まれている。
ラスト近く、燃料切れに陥ったスピットファイアが、
ダンケルク海岸上空でメッサーシュミットを撃ち落とす。
いや、どうやって??
そして、そのままドイツ軍占領地域に着陸して捕虜になる。
え、なんで??
しかし、そんなことはどうでも良い。
それよりも、緻密に練り上げられた構成が、
散文詩のようにしか見えないことのほうが重い。
「戦闘」はあるが、「戦争」の存在が感じられない。
主要な登場人物は数人なのに、
10以上の作品からなるオムニバスを観たような気になる。
☆は3.0
ダンケルク魂
英国人監督が撮った、英国人にはものすごく受けるであろう映画。陸海空の3つの視点(それぞれにメインキャラクターがいる)からダンケルクを見せ、そしてそれらがシンクロする仕掛けになっていて、よく出来ていると思う。この監督はCGが嫌いらしい(英国側の戦闘機はたった3機しか出てこない)のだが、音響効果も相まって臨場感は凄い。特に火の海のシーンは印象に残った。ドイツ兵は全く出てこないし、敵と撃ち合うシーンもほぼ皆無なので戦争映画と思って観たら肩透かしかも。映画を観終わって改めて歴史を検証してみたら相当史実を脚色しているようだが、映画なのでまあそれは許されるだろう。知らなかったのだが、英国には"ダンケルク魂"という言葉(最後まで諦めない強い気持ち)があるらしい。不思議なのは、何故ここまで追い詰めたのにドイツ軍は英国軍が脱出する時間を与えたのか?ということ。
第二次世界大戦で史上最大の撤退作戦を描いた、戦争映画らしくない戦争映画
とても面白かったです!
前提として世界史の事前知識の理解が必要です。
加えて、第二次世界大戦に大きな影響を与えた陸海空のそれぞれの攻防において、3つの時間軸をシンクロさせながらそれぞれの視点で描いていることを理解する必要があります。
流血シーンや爆破シーンで戦争映画を語るという戦争映画ではなく、
美しい情景の中に、人間としての尊厳や責任感、生きることへの渇望、使命感を感じて、
平和な世界に生きることができることへの感謝を抱くことができました。
同時に、やっぱり戦争はどのような理由でも起きてはならないし、起こしてはならないと強く感じる映画でした。
美しい風景が
誰もが主人公
防波堤、海、空とあらゆる角度から
storyが進む
リアルな臨場感あふれる作りに
音楽も大きく関わっている
常に音楽がその場面に応じた音が
心情を表す様に鳴り響いている
空からの映像が素晴らしくて
空の青さと海の青さのコントラストが
美しくて戦争映画なのにと思ってしまうほど
兵士の
人間模様も生きるか生き残れるかの
選択に選択させられる緊張感と
死と向き合いながらの緊迫感
…生きて母国に帰る!
兵士の誰もが強い意思あって
そこから脱落してしまう兵も沢山
兵士たちの生きるための闘い
この兵士たち全員が主人公
どこまでも
諦めない覚悟が皆にある
運よく奇跡的に帰国できた
撤退してきた兵士は
住民からの温かい言葉が掛けられ
また国を守るため新たな戦いに出る
遊覧小型船の船長は
海をことをよく知っていて
人の命を一番としている
……心惹かれる
…戦争を
淡々と描くことで
誰に対しても
客観的に観ることができる
ノーラン監督の史実物としての作品。
上手く作られています
映像とサウンドデザインが素晴らしいノーラン印の秀作
クリストファー・ノーラン監督作品には珍しく104分の尺が観やすくてイイ
フランスのダンケルクという地でドイツ軍の進軍・砲撃によって海岸線に追い詰められた英仏軍が史上最大の脱出作戦を敢行する様をひたすら描き続けるストーリー展開、いわゆるドンパチのバトルシーンで構成される戦争映画とはちょっと毛色が違います
クレジットも出てきますが、陸での1週間・海での1日・空での1時間の出来事を描いている事を理解しないといけません
それを更に細切れにしてクロスカッティングしているため、その大前提を理解していないと終始何やってるのか全然解らず大混乱が生じると思いますが、それだけ理解できれば基本シンプルな話なので映像とサウンドに集中できるかと思います
ほとんどが攻撃&逃げまどう戦争シーンで構成される本作ですが、よくある戦争ものみたいに身体の一部が吹っ飛んだり、無差別に銃が乱射されて兵士が撃たれまくり、血がドバドバ出る描写は全く無く、ただひたすら淡々とやるだけなので、とても観やすいとは思います
これは映画館で観たかった…!!
全編通して、臨場感えぐい!!主観の映像が多くて、登場人物と一緒に戦場を体験する映画!
特に、重油にまみれたまた海に投げ出され、波の上は炎、波の中に入れば溺れ死というシーン…!すごい画だった
内容としては、祖国のために働くお仕事映画もしくは、祖国への帰還劇!ラストシーンのナレーションと映像が、また深い味わいになっている気がする。
フランス兵だから、ドイツ兵だから、や階級によって、船から追い出される、船に載せて貰えない、というのは海上戦ならではだし、ミリタリー映画らしい緊張感があった。
印象に残ったのは、ファーストカットの、ヒラヒラと舞い落ちるビラと街並みと後ろ姿の美しさ!「これはただのミリタリー映画ではないな!?」という期待感!
あと、ダンケルクから帰還する大型船、ダンケルクへ向かう小型船がすれ違うシーンもよかった
あと、もうダメか…ってとこで、小型船が次々と向かってくるシーン!
ミリタリー映画ながら画がめちゃ美しかったな〜!
時間のギミックで遊ぶ感じも、ノーランらしさも全開だったな〜!
時間も100分ちょいと、かなり短い尺なので疲れすぎず、体感型のエンタメ映画として大変楽しめました!
怖いけど何か心動かされる
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第二次大戦で英仏連合軍がドイツに攻められ、軍の10万人が孤立する。
国は本土決戦に向けて救援軍を出さず、民間に救出を依頼した。
大きく分けて次の3つの群像劇から成る。
英国陸軍の8人組が脱出船に乗るも撃沈され、オランダ商人の船を奪う。
しかしうち1人が実は仏兵と分かり、重量オーバーのため下船させようとする。
そんな折に乱軍になってみんな何とか助かる。
依頼を受けた遊覧船の船長が命がけでダンケルクに向かう。
で不時着したパイロット2人を助け、さらにダンケルクで大勢救出。
しかし事故で乗組員一人が命を落とす。他にも民間船が集まり大救出劇に。
戦闘機3台が救出作戦の援護に向かうが2人が撃墜され海に不時着。
彼らは上記で救われる。そして残り1人が敵戦闘機を撃墜。
これにより救出作戦は一定の成功を得る。
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やはり戦争は怖いなって思うなあ。色んな狂気が生まれる。
劇場で見たんで、銃弾の音が正直怖かったわ。
みんな助かってって、祈るような気持ちになってしまう。
しかし敵は戦闘機が出るだけで、陸軍も近くにいるはずなのに姿を見せない。
一体どこに敵がいて、どうやってそれから逃れたのかよう分からんかった。
あと日本みたいに生きて帰った兵が叩かれることなく、
よく生きて帰って来たって国民に歓迎されるのが象徴的、これが嫁の感想。
予備知識が必要
3つの視点の臨場感と生死の境
砂浜1週間、救助に向かう船1日、空軍1時間を平行して描きながら、最後に時間軸が交わって合わさるという手法。無駄なセリフや説明を極力省いた映像、カットでシチュエーションや心情を描く。砂浜には、救助を待つ40万人の兵士。相手の攻撃に対しては無防備で、怯えていて戦う意
欲は低い姿で描かれる。船の視点は、民間人が様々な船を持ち寄って徒手空拳で救助に向かう感じ。途中、兵士を拾うが、メンタルやられていて暴力振って、そのとばっちりで弟が亡くなるも、一言も責めない。戦争のせいでそうなった理解していても、ちょっと不自然?父が早く関われば、何とかなったのでは? 船の視点は、兵士を第一に考える、何でも助けてあげたいという心情か。空の視点では、限られた燃料、壊れた燃料計に関わらず、自分のことは後回しにして、メッサーシュミットや相手の爆撃機を撃墜していく英雄的な扱い。実際、最後はエンジンが止まった後も良い仕事をする。
兵士を乗せた掃海艇(砂浜から脱出した脱出した兵士含む)が爆撃されるところで、3つの時間軸が交わる。あのシーンをそれぞれの視点から見ると、こういうドラマが進行していたのかっていう面白さ、物語の交わる感じがあった。神の視点で見れば、こんな感じなのかもしれない。
自分は、満潮を待つ船のシーンが印象に残った。船の横腹に穴が空き、敵の射撃訓練?と騒ぎつつ、穴から浸水。穴を塞ごうとした兵士は銃弾に倒れる。船から出れば人がいることがばれる。そのままいても浸水して沈没。エンジンを動かすが、人がいることがばれるわけでハチの巣へ。上官がいずに、助かろうとしている場面では、合理的な判断ができずに、「お前が先に行け」という、なすり合いになるっていうのがリアルだった。
また、戦場における生死の境は、数十センチ。ちょっとずれていれば砲弾や銃弾の餌食になっていたって描き方も、戦場を雄弁に語っていた。
こういう戦地からの脱出劇をリアルに描いたという意味では、恐らく始めてであろうし、3つの視点をリアルかつ丁寧に描いていて、戦場にいるかのような、確かに監督が言う通り体験的な映画であった。
感情が揺さぶられるということよりも、実際の戦場で脱出しようとする際に起こっていることを重層的に描こうとしたという映画か。
ノーラン印戦争映画
ずっと重苦しい空気が流れ続けて、メインキャストたちが果たして無事に救出されるんやろかとずっと不安に駆られながらの2時間弱でした。
時代は第二次大戦、イギリス、フランスの連合軍がドイツ軍によって北フランスにある港町ダンケルクに追い詰められ、時のイギリス首相チャーチルの決断でダンケルクからの救出を試みる兵士の数なんと40万、大型船を着岸させるための桟橋なども空爆を受けてますます追い詰められていく中、軍艦だけでなく民間の船も兵士たちの救出に向かう、というお話。
実際にあった話なので、おおよそのアウトラインは把握できているものの、もちろん救出前に亡くなった兵士も数多くいたわけで、果たして彼らはどっちなのよ、とハラハラの連続。
実際そうなんだろうけど、敵兵の姿はほぼ描かれず。唐突に思いもしない方向から攻撃されるのでこれまたドキドキさせられる。
空からの攻撃にはイギリス軍も迎撃部隊が活躍したりもするけど、やっぱり敵の姿は分からず撃墜しても、あー飛行機落ちていくなーという描写。
描きたいのは敵のある戦いなのではなくて、いかに死と隣り合わせの状況で、死への恐怖で飲み込まれそうになる狂気に抗いながら、それぞれが生き延びたのか、ということなのかな。そういう意味では、ラストはふんふんなるほどね、と落ち着くところに落ち着いた感じになったと思う。戦争映画にしては後味はそんなに悪くない。
少しだけ時系列をいじったノーラン風味は加えられているものの、史実ベースなのでいつもよりは控えめな感じ。
ここがらしさと見るか別にいらんかなぁと見るかで若干評価は変わるかも。私は後者かな。
トータルとしては時間も含めてギュッと凝縮した感じになっているものの、中身は濃いし緊張感半端ないので、これ以上尺長かったら持ちまへん…。
ダンケルク・スピリット‼️
この作品は21世紀に作られた最高の戦争叙事詩だと思います‼️監督は天才クリストファー・ノーラン監督‼️描かれるのは第二次世界大戦で史上最大の撤退作戦と呼ばれる「ダンケルクの戦い」‼️
降伏勧告のビラが兵士に降り注ぐオープニング。ドイツ軍の銃撃を受け、主人公トミーだけが走り逃げて広い海岸に出る鮮やかなシーン。海水に半分浸かりながら救助を待つ兵隊たち、その列に容赦なく浴びせられる爆撃。3機が編隊を組んで大空を滑空するスピットファイア。大海原を同胞の救出に向かう民間船。魚雷を受けて沈没する掃海艇と兵隊たちのパニック描写。重油まみれの海に浮かぶ無数の兵隊たち。夕陽に照らされながら不時着するスピットファイア。浜辺に散乱する無数のヘルメット。スピットファイアを燃やし捕虜となるパイロット、などなど‼️
とにかく一つ一つの構図とフレームが、練りに練られた印象的なモノで、加えて65mmフィルムで撮影されたらしい美しくリアルな映像と、凄まじい音響効果と視覚効果でもたらされる緊張感と臨場感はハンパないです‼️実際にドイツ軍の爆撃から逃げ回り、救助のため船を駆り、スピットファイアで敵機と交戦し、沈没する船で溺れちゃったような臨場感‼️これにノーラン監督一流の時間的サスペンスが加わります‼️これまでも「メメント」では逆行、「インセプション」では夢の階層ごとの時間経過、「インターステラー」では宇宙航行での時間的な歪みといった "時間" を重要な要素として取り入れてきたノーラン監督が究極のタイムスペクタクルとでもいいましょうか。描かれる陸海空の攻防の中で、陸:防波堤で救助を待つ兵隊たちの1週間、海:民間船で兵隊救助に向かう人々の1日、空:撤退作戦を支援するため飛び立つパイロットたちの1時間‼️この異なる3つの時間軸をシンクロさせて、3つの視点を切り替えながら描く手法‼️パイロットが見る民間船、民間船の船長が見るスピットファイア、民間船に救助される兵隊を援護するスピットファイア‼️それぞれの進行時間の中でそれぞれの視点から繰り返し描くその手法はまさに天才の仕事ですね‼️美しいシンセサイザーの音色に心洗われる音楽も、崇高的で格調高いと思います‼️この作品で描かれた事は "ダンケルク・スピリット" というイギリス人の誇りとして語り継がれているらしいのですが、ノーラン監督が素晴らしいのは連合国の勝利を描いた一方で、勝利は犠牲なしでは得られないことを明確に表現したことだと思います‼️救助された兵隊たちの一方で、担架で運ばれる兵隊たち‼️陸と海での救助作戦を援護、自らは燃料切れで敵方の捕虜となってしまうパイロット‼️カッコいいぞ、トム・ハーディ‼️まさしく名作ですね‼️
2023年9月10日現在、未だ上映日未定のクリストファー・ノーラン監督最新作「オッペンハイマー」‼️早く観たい‼️被◯国日本だけにいろいろな事情があると思いますが、配給会社の皆様の英断にチョー期待‼️
ダンケルクの名誉ある撤退
ダンケルクの名誉ある撤退(1940年5月26日~6月4日)
ドイツ軍に完全に包囲されたフランスのダンケルク。
その10日間。
英国陸軍2等兵のトミーがドイツ軍に襲撃されて、
たった一人生き残り、ダンケルクの浜にたどり着く。
そこまでの「陸の一週間」
ドーソンなどの民間船が救助に向かう「海の一日」
6月4日のイギリス軍の戦闘機に襲いかかるドイツ戦闘機を
迎撃する「空の1時間」
その「陸・海・空」の戦いががクロスして描かれる。
異様なほどの緊迫感と臨場感そしてラストに従って起こる高揚感。
撤退という後退を描きながら、戦意が高まっていくのは何故だろう。
ケネス・ブラナーのボルトン海軍中佐。
英国戦闘機スピットファイアのパイロットのトム・ハーディ。
その他の大物俳優はほとんど出演していない。
多くは名も無き若き兵士たちだ。
だが、この映画の何が新しいのだろう?
ともかく新鮮なのだ。
ともかくリアルなのだ。
今そこで起きてる戦闘のように、迫ってくる。
多分、カメラだ。
撮影がいい。
目の前、手の届くすぐそこに兵士がいて、戦艦に魚雷がぶつかり火を吹き
海は火の海。
兵隊はゾロゾロと船底から出てきて、船から這い出す。
夜の海に浮かぶ兵士たち。
本当に6月4日の穏やかな海で良かった。
凍えるほど寒くない。
呑まれるほどの高波もない。
不幸中の幸いかな。
ハンス・ジマーの音楽は主張せずに寄り添う。
メロディ・ラインよりオーケストラの低い響きを優先する。
「ダンケルクの救出」
居合わせた40万人の兵士のうち33万五千人が
救出されました。
名誉ある撤退。
民間船に応援を要請したチャーチル及び連合軍の指揮官。
この民間船(貨物線、漁船、遊覧船、救命艇にヨット)
民間船は沖で待つ駆逐艦に兵隊を乗せてピストン輸送。
この撤退作戦を【ダイナモ作戦】と呼ぶ。
ダイナモ・ルーム(ダイナモとは発電機のことで、
ドーバー城地下の海軍の指揮所の一室)
そこにイギリス海軍の中将ラムゼーが作戦を計画し、チャーチル首相に
ダイナモ・ルームで作戦を説明した。
民間船と民間人が救出劇に参加して、大きく貢献したことで
連合軍の士気は大いに盛り上がったのでした。
ダンケルクの戦いを今に伝える映像が素晴らしかったです。
ダンケルク、と聞いて
全741件中、21~40件目を表示