キングコング 髑髏島の巨神のレビュー・感想・評価
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感想メモ
コングが初っ端からヘリコプターを墜落させ放題の大活躍、デカさも増している気がする
サミュエル・L・ジャクソンの演技が良い
ベトナム戦争が終わっても戦いを求めている男
部下の仇をとるという大義名分の元に死に場所を求めているように見える
コングと見つめ合う瞳のドアップに憎しみと闘志を感じて好き
地獄からやってきたリザード、かっこいい
敵もろとも自爆しようと手榴弾引いたやつを尻尾でぶっ飛ばして岩に激突させる、無慈悲
髑髏島の生物が軒並み巨大になっていて良い、デカいナナフシ?みたいなのかわいい
おじさんが家に帰るエンドロールで当たり前に泣いた
「マザーファ…」
以前、レンタルで観ました💿
怪物だらけの髑髏島に、足を踏み入れてしまった人類の話ですね。
今回はキングコングの背景に哀愁があり、動物とはいえ感情を感じます。
ブリー・ラーソンのような美女に優しいのもお約束🙂
最後は家族の仇討ちもすませて、少しは平穏に暮らせるのですかね。
今作ではサミュエル・L・ジャクソンは、最期まで怪獣を憎む役でした。
お決まりのセリフを言う前に、コングに圧殺されてしまいましたが。
何気にシリーズ化されているので、今度続編も観ようと思います👍
前半ジュラシックパーク、後半モンスタープロレス
髑髏島と呼ばれる未知の島
嵐によって人の侵入を遮られてるというラピュタみたいな設定や、
地球は空洞で、その中には地底世界があり、その中から巨大生物が出てくるという、さらなるトンデモ設定もあり。もはや理屈はどうあれ、さらなる巨大生物を出す気満々の設定である。
髑髏島は、キングコングだけではなく、未知の巨大生物や虫がいたり、不気味な鳥がいたりと、キングコングよりも恐ろしい生き物もいるというヤバいところ。
そこでは人間は無力。
序盤はジュラシックパークみたいな展開。
最後は、キングコングと共闘することにもなり、不気味な蛇モンスターとの戦いも異種格闘技的な面白さもある。
モンスタープロレス見たいなら、面白い映画。
守護神コングと髑髏島からの脱出劇
◯守護神コング
髑髏島の守護神。
原作同様美女と交流する要素あり。
◯髑髏島からの脱出劇
◯髑髏島の生態系
様々なモンスターが出現。
新怪獣スカルクローラー
大ダコオマージュ
◯ マーロウ中尉とグンペイ
マーロウ中尉の帰還
MIYAVI演じる日本兵グンペイとの友情
ハートフル要素
◯絵力と音楽
各シーンの色合いが良く印象に残る。
要所要所でロックの名曲が流れる。
△パッカード大佐
戦争に取り憑かれた男
戦死した仲間に報いることに執着。
コングの抹殺にこだわり部下が多数死亡。
島に巨大生物がいる事を知らなかったとはいえ、
引き際を誤ってヘリ部隊を全滅させるなど
無能すぎる気もする。
この島で、人類は最弱。
原題
Kong: Skull Island
感想
キングコングのリブート作品であり、モンスターヴァースの2作目。
GODZILLAゴジラの製作チームが贈る、最凶、最強、最恐ー最大の王 究極のモンスター降臨!
面白くて好きな作品です。
モンスター映画としての迫力がありますしテンポもいいですし観やすいです。
コングの登場シーン、軍隊VSスカルクローラーは見応えありです。
キャストも豪華でMCUからロキ、キャプテン・マーベル、フューリーが出てます!笑
サミュエル・L・ジャクソンの狂気的な指揮官はハマり役でした笑
マーロウ中尉もいいキャラでしたし、日本からMIYAVIが出てるのも嬉しいです。
コール大尉の無駄死、ニエベスの殺され方は好きです笑
守り神のコングはヘリコプター撃墜、スカルクローラーとの闘いと大活躍でした。
エンディングロールの後もちょっと続きがあり、ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラの壁画の登場はゾクゾクしました!
※不名誉より死…
※死ね、マザーファッ…
キングコング主催、人命軽視の大怪獣バトル!! やっぱ怪獣映画はこうじゃないとっ♪👍
1933年に公開されて以来、世界中で愛されている怪獣映画の金字塔『キングコング』のリメイク作品であり、有名怪獣たちが一堂に会するシェアード・ユニバース「モンスター・ヴァース」シリーズの第2作。
舞台は1973年。人工衛星により発見された未知の島「髑髏島」を調査するため、米国陸軍の小隊が派遣される。彼らは地質調査という名目で髑髏島の森林を爆破するが、その行為が島の主の怒りを買ってしまう…。
本作の主人公である、元イギリス特殊部隊の傭兵ジェームズ・コンラッドを演じるのは「MCU」シリーズや『ミッドナイト・イン・パリ』の、名優トム・ヒドルストン。
髑髏島を調査する小隊の指揮官、プレストン・パッカード大佐を演じるのは『スター・ウォーズ』シリーズや「MCU」シリーズの、レジェンド俳優サミュエル・L・ジャクソン。
調査に同行する戦場カメラマン、メイソン・ウィーバーを演じるのは『ショート・ターム』『ルーム』の、オスカー女優ブリー・ラーソン。
説明不要、史上最も有名な映画の一つである『キング・コング』。
ジョン・ギラーミンやピーター・ジャクソンの手によりリメイクが行われたり、本田猪四郎がゴジラと戦わせたりと、とにかく何度も映画化されている大ネタ中の大ネタである。
しかし!『キングコング』シリーズって実は一度も観たことない😅
「なんかあれでしょ?大猿が美女攫って摩天楼でウホウホするやつでしょ?」くらいのザックリとした感想しか持っていなかったのだが、ここにきてついに初めてのキングコング体験をすることに!
そんな『キングコング』弱者の自分が本作をどう観たのかというと…。
…めっちゃ楽しかったっーー!٩( ᐛ )و♪♪✨
コングを始めとして、続々と登場する巨大生物たち。蹂躙される米兵。炎と爆炎。ブチ切れるサミュエル・L・ジャクソン。タンクトップがボインボインなブリー・ラーソン。そして日本刀を振り回すトム・ヒドルストン!!
いやもう完璧!完璧なB級モンスター映画じゃないっすか!!言うこと無し!💯
本作の日本版のポスターが最高なんですよね♪怪獣・爆発・原住民。うーん、高カロリー。映画なんて極論全部これで良いんです!!超カッチョ良いぜ!!
多分、原作になった1933年版『キング・コング』とは似ても似つかない代物だと思うんですこれ。
人間に振り回された結果命を奪われるコングの悲哀とか、そんなもん一切ないからね。というか勝つからねコング。んで次なる戦いのゴングが鳴って終わるからね。
うーん、血の気が多いっ!!
一応、反戦メッセージとか、利益のために自然を破壊する人間の傲慢さとか、戦いに取り憑かれた男の狂気とかが描かれているけど、ぶっちゃけそういうのはオマケ。
「”キングコングvsベトナム米兵”!こういうのが観たかったんだろオマエら!!」という監督の叫びが聞こえてきそうな、怪獣映画オタクのだし汁みたいな極濃単細胞映画であります。はい、こういう映画が観たかったのであります!😆
夕日をバックに立つコングのカッチョ良さ、軍用ヘリを次々とたたき落とすコングのカッチョ良さ、傷口を水で洗うコングのカッチョ良さ、大ダコを食いちぎるコングのカッチョ良さ、スクリューモーニングスターで骸骨クローラーをぶん殴るコングのカッチョ良さetc,etc…。
キングコングLOVEが伝わってくる圧巻のコング映画であることは間違いないのだが、実はキャストの演技も良い!
トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン。今やMCU俳優としてお馴染みになったこの3人。この主要3キャストがそれぞれとっても良い演技を披露しており、それが本作の素晴らしさを底上げしてくれていたように思う。
まずトム・ヒドルストン。これまで「デコが広い人」くらいにしか思っていなかったトムヒだが、今作の彼はマジでカッコ良い♪面長のお顔と眼光鋭い眼差しにもうクラクラ💕✨
トムヒが演じたコンラッド。一応本作の主人公なのだが、コングの影に隠れてしまいイマイチ何をやっていたのか思い出せないちょっと不便な存在である。それでもトムヒのカッコ良さと日本刀ぶん回しアクションのおかげでなんとか存在感をキープしていた。
…怪獣映画の主人公は、どうしても割を食ってしまう可哀想な存在。そんな中で、一応存在感を発揮したんだからやっぱトムヒは偉い。前作『GODZILLA ゴジラ』(2014)の主人公なんて、何をやっていたのかマジで1ミリも覚えてないしね💦
次にブリー・ラーソン。これまで「顔の四角い人」くらいにしか思っていなかったブリーだが、今作の彼女はマジで可愛い!タンクトップで走り回る姿はまさに眼福なのであります😍
彼女の演じるメイソンはコンラッド同様、いやそれ以上に影が薄い存在でありぶっちゃけ居ても居なくても物語にはほとんど関係ない。やっぱ『キングコング』には女が必要だろう、というただそれだけで出てきたようなキャラであり、それ以上の役割は無い。
だが、ブリー・ラーソンのキュートさがこのむさ苦しい漢映画の一抹の清涼剤になってくれていた。必要ないけど必要な存在でした。
そして何より最高だったのはやはりこの男、サミュエル・L・ジャクソン!!
恐竜と戦い、鮫と戦い、シスの暗黒卿と戦い、宇宙人とも戦ってきた男の今度の敵はキングコング!ついにくるところまで来たという感じ。
彼が演じるのは戦場以外の生き方を知らない男、パッカード大佐。上官から「悪いけど、帰る前にもう一回任務に就いてくれない?」という電話を受けた時の大佐の表情がたまらない!平静を装いながら、内心では「よっしゃ🙌」と思っているあのニヤリとした目つき。今回のサミュエルの顔の演技は全編通して本当に良かったな〜✨
「マザーファ…」という死に際も潔くて見事。贅沢を言うのなら、最初から最後まで「サミュエルvsキングコング」だけで映画を作って欲しかった。それぐらい見応えありました!
基本はバカ映画なんだけど、太平洋戦争からずっと島で暮らしてきたハンク中尉の手製のボートが、米軍の戦闘機とゼロ戦のハイブリッドだったところに、実は結構ジーンときてしまった。
戦争に囚われた男、戦争を捨てきれない男、そして戦争を捨てた男、この三者の対比が見事だったので、薄味な人間パートも退屈せずに観ることが出来たように思います。
エンドロール後のおまけ映像も「おーー!そう来るか!」というテンションの上がるもので、もう言うこと無し!
これこれ、こういう怪獣映画が観たかったんだよーー😂
あまりにも従来の『キングコング』とはかけ離れているので、オリジナルのファンには受け入れられないかも知れないけど、自分としては大合格💮
ストーリー的に「うーん…」というところはままあるものの、この手のジャンル映画なんだからそこには目を瞑るのが大人の対応というものでしょう。
これまでは断固ゴジラ派だったのだが、今作を観てコングの良さに目覚めてしまった。やっぱ大猿が大暴れするのって最高ですね♪
トムヒがかっこいい
トムヒのスタイル完璧
サミュエル・L・ジャクソン演じる大佐に対してイライラしたから潰された時嬉しかった。
キングコングがメインであんまりトムヒもブリーラーソンもセリフや見せ場がなくてもったいない、、
これぞハリウッド映画という作品!!!
怪獣が暴れ回って、人間が翻弄される。
それでも生きてなんとかこの島を脱出するぞ!というハリウッド的な物語構成が物凄く良かったし、個人的に刺さりました!
コングの生息地である髑髏島だけに焦点を当てたのも良かったです!登場人物達が、島から脱出する活劇を描いた冒険ものでもあり、怪獣映画でもあって、見てて飽きさせてくれませんでした!これぞエンタメって感じのアメリカンムービーでした!
残念なことがあるとすれば、サミュエル・L・ジャクソンとジョン・C・ライリー以外は噛ませ犬というか、ドラマが全く感じられず、ただただ怪獣にやられる奴らといった印象しかありませんでした。
トム・ヒドルストンもブリー・ラーソンも悪くはなかったのですが、キャラとして薄味だったようにも思えます。
メイキングも一緒に見ましたが、監督の入れ込み用は凄くて、本編と同じくらい圧倒させられました!
これを見ると10年以上前なのに、本作とほぼ変わらないクオリティのCGで表現された、ピーター・ジャクソンのキングコングのレベルの高さに圧巻します!
怪獣達の闘いと、人間の冒険活劇が楽しめ、終始クライマックスのような作品だったので、星4.5にしました!
怪獣映画ってよりも戦争映画
作品の途中で言ってた、戦争からは誰も帰ってこれない
何かが変わる的なセリフがめっちゃグッときた。
終始人間の葛藤みたいなものが見えた気がするー。
あと、トム・ヒドルストンの殺陣がかっこいいね。
ジャパニーズサムライって感じで。
割と好きだった。
78/100
心温まるアクションアドベンチャー
「他人が家に爆弾を落としたらケンカになるさ」
全くもってその通りで、特に人間に危害を加えた訳でもないのに、突然島を荒らされ攻撃されたら怒り狂いますわな。
人間の傲慢さや「地獄の黙示録」を思わせるシーンを織り込んで反戦のテーマが見え隠れするのですが、あまり説教臭くならず、エンターテインメントとして楽しめました。
ちょっと油断した際に現れる生物はいかにもというグロテスクさで、息もつかせぬジェットコースタームービーの展開なのですが、いまいち迫力が伝わってこなかったのは、映画館で見なかったからか。
殺されていく人もちょっと腹黒かったり、ああこの人いなくなるだろうなあ という人たちで意外性はありませんでした。まあアクション映画だからね。
そしてコングはピュアな気持ちを持った女性カメラマンと心通わせ助け合うシーンがあったりして、お約束の展開でクライマックスを迎えたのでした。
最後は出征以来生き別れとなっていた妻子と無事に再会を果たすシーンがセリフ無しで展開され、ちょっとほろっとさせられる。
ハラハラドキドキしたあとに、ホッとなごむ見事なエンディングでした。
自分的にはあんまりでした。
非言語的または神聖な生き物と女性キャラが意思疎通できる、または生き物があからさまに特別視して助けてくれるっていう設定。何回見た?またかよと思ってしまった。冷めるぜ。
あと先住民と残兵のアメリカ人との関係性。28年間も一緒に住んでるのに全然同化してない。ずっとアメリカ人。そこの文化を受容してる要素がどこにもない。違和感。来て1ヶ月くらいの人にしか見えなかったわ。あとモンゴロイドの先住民は言語を持たないっていうのはわかったけど、アメリカ人が英語で話して何となく通じてるみたいなのも冷めた。そこはあんたも身振り手振りでやりなよ。傲慢な印象がするよ。先住民の描き方もハームレスでシャイで、でも突然の来客たちにもウェルカムみたいな描写、ちょっと都合良すぎるというか。ただの記号でした。
あとよくあるけど、人間対人間の構図、もうちょっとヒール役に説得力を持たせて欲しかったな。論理の通じないジジイに対するヘイトばっかり集まらせてるみたいでサミュエルLジャクソンが可哀想だよ。「彼は正気を失ってる」じゃないわ主人公。もっと説得しろや。
最後のラストシーン、残兵のアメリカ人が家に帰るやつ。マジでいる?感動できる人いる?蛇足でしょ。エンドロール後のゴジラに続くあれも世界観めちゃくちゃすぎて(商業臭しかしなくて)まじで誰が無理やり入れたんだよあれ。そこはきれいに終わってくれよ。次回作の頭で説明したらいいやん。
あとダイバーシティのためのただいるだけのアジア系女性学者ね。まじでただいるだけだった。
あとあの悪い怪物との戦いのところで明らかに毒ガスみんな吸ってたのに無事なのなに?ベトナム戦争とかで使ってたやつでしょ?威力ゼロ?そこ何かしら影響ある演出しないなら毒ガスの描写いらないやん。人間が作った兵器が人間や自然界の生き物を苦しめるみたいなことやりたかったのかな?湖にオイル流すやつとかも。
あと川?湖に蛸。???思えばそこから冷めていた。
ずる賢いって言われてた敵の最後舌を引っこ抜いて止めさすのはなんかのメタファーかなと思いました。
ん?ってなるところが多すぎてあまり楽しめませんでした。
評価できるのは大きいもの同士の戦いで迫力があったくらいでしょうか。
皆さんに同じく、高評価で
オリジナルのストーリー、女性を貢物にする風習などは、時代的にNGだろうから、全く話は作り変えられている。
それでも、映像の良さや、新しいクリーチャーとの格闘などは十分楽しめる。
(でかいアリだったかクモだったかと、人間との攻防は特に楽しめる)。
あまたあるキングコング作品の中でも、もう一回観てもいいと思える、珍しい名作。
モンスターバース
10機くらいのヘリコプターがあっという間にキングコングにぶち壊される。調査団は二手に分かれて、研究者チームは土着の部落民と遭遇。その中には第二次大戦中に不時着したマーロウ中尉(ライリー)もいたのだ。グンゾウという日本兵の生き残りと過ごしたが、島に出没する二本足のオオトカゲに殺されてしまったとのこと。彼らは島の北部に到着する船と合流するため巨大怪獣たちをかわしながら進むのだった。
大戦中の生き残りのマーロウは息子の顔さえ知らない軍人。カブスが好きな彼は故郷シカゴで戦死したものだと思われていたので、なんとしても帰郷したかった。他の調査員たちも一様に島を脱出することで精一杯。村人によれば、コングは巨大生物たちから守ってくれる守護神のような存在。何でもかんでも殺してやるとわめくパッカード大佐(ジャクソン)とは正反対の立ち位置だ。
敵だと思う者を次々と殺戮するアメリカ軍人の象徴とでもいうべきパッカード。彼の存在がなければ作品自体が締まったものになってないように思えます。いつもお世話になっております。以前のキングコング映画といえば、興行目的、拝金主義の亡者たちやコングの恋愛?を扱っていたのに、かなりメッセージ色が強かった印象。ナパーム弾を使うとか、『地獄の黙示録』へのオマージュっぽいところもいい。
いまいち
まぁこの映画を観る人は、別にストーリーとかに期待して見ている訳では無いと思います。
作ってる方も重々承知かと思いますが、よく最後まで作ったな、とある意味感心します。
最後まで観ると、他の怪獣達の存在がほのめかされて、全然終わってない事が分かるんですけど、この終わり方必要だったかな?
ただ、コングが暴れて奇怪な巨大生物が出てくるだけですね。いっそ潔いくらいに。
先住民とか、30年前に墜落した人とか必要?大佐の復讐劇とかも要らないですよね。
島行きに集まった人も、いきさつも動機も無理矢理感が半端ないです。
ま、分かってても見ちゃうんですけどね(笑)
でもレビュー評価ちょっと高すぎです。
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自宅にて鑑賞。若干32歳での監督長篇デビュー作で原題"Kong: Skull Island"。全篇CGIのオンパレードで、これが気になると楽しめない。クールなシーンが随所にあり、“コング”は立姿が絵になる事に気付かされるが、特に夕陽や月光、爆炎を背にした画は痺れる程秀逸。全体に丁寧に作られている割に説明的になり過ぎず、凝ったスタッフロールの後、次作以降を暗示させる仕掛け有り。これから観る人へのアドバイスは、画面は大きければ大きい程佳く、本作鑑賞は画面のサイズに娯楽度が比例すると心得るべし。80/100点。
・敢えて云えば、人物描写に物足りなさが残るが、“怪獣映画”としては文句無しの合格点。本作以降“コング”は、『パシフィック・リム('13)』の“イェーガー”やラストシーンでの画や咆哮で示唆されている"Godzilla"、"Mothra"等と共演する事が製作のレジェンダリー・ピクチャーズより発表されている。
・当初、S.L.ジャクソンが演じた“プレストン・パッカード”大佐はM.キートンが、J.C.ライリーの“ハンク・マーロウ”中尉はJ.K.シモンズがキャスティングされていたが、両者共、スケジュールの都合で適わなかった。
・監督によると、幼少期から日本のアニメやTVゲームが大好きで、その影響を少なからず受けたと云う。ヘリコプターから“コング”が攻撃されるシーンで、垣間見られるPOVによるショットはゲームのプレイ画面によるものだと監督はインタビューで答えている。
・登場するモンスターの中、“髑髏トカゲ”のデザインは『クローバーフィールド/HAKAISHA('08)』や『SUPER 8/スーパーエイト('11)』辺りを想起したが、監督は『千と千尋の神隠し('01)』、『新世紀エヴァンゲリオン('95~)』シリーズを意識したらしい。更に監督は『ポケットモンスター 赤・緑('96)』内のモンスター“カラカラ”からインスパイアを受けたと云う。そして『キング・コング('33)』に登場する山の斜面を登る二本脚のトカゲのオーマジュであるらしい。
・J.C.ライリーの“ハンク・マーロウ”中尉の着るジャケットに書かれた"Good for your health, bad for your education"は、『AKIRA('88)』の原作コミックス版で“金田”の着る赤いジャケットの"Good for health, bad for education"を真似たものである。
・“プレストン・パッカード”大佐が叫ぶ"bitch please"は、演じたS.L.ジャクソンの代表作『パルプ・フィクション('94)』で同じ科白がある“ジュールス・ウィンフィールド”へのオマージュである。
・監督はキャストを決める際、『グエムル -漢江の怪物-('06)』、『グッド・バッド・ウィアード('08)』、ドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録('91)』を参考にしたと云う。尚、監督は『地獄の黙示録('79)』に本作のテーマや視覚的なインスピレーションを多分に受けたと発言している。
・本作の“コング”は104フィートと設定されており、北米でこれ迄に製作された内、一番大きい。これは観客に神々しい存在と感じて欲しかった為と監督は答えている。尚、映画に登場した最大の“コング”は『キングコング対ゴジラ('62)』の147フィートである。
・鑑賞日:2017年5月31日(水)
怪獣無法地帯
モンスター・ヴァース第2作。
Blu-rayで鑑賞(字幕)。
キングコングがスクリーンに帰還。本作のコングが、2020年にゴジラと対決する個体のようです。今から楽しみ!
巨大生物が溢れる髑髏島は、日夜怪物同士の戦いが行われている無法地帯。レッドキングはいませんでしたが…(笑)。
その生態系の頂点に君臨しているのがキングコング。冒頭のヘリを叩き落すシーンからその戦闘力の高さが窺えました。
身長は30メートル程度なのでゴジラと戦うには身長が足りませんが、まだまだ成長途中なのでこれからこれから。
しかし、身長が100メートルを越えるキングコングは今までいなかったので、正直想像がつきません。どうなる?
この島では人類は圧倒的に最弱。周りには大きなクモやブサイクな肉食鳥がたくさん生息しており、過酷なサバイバルを強いられることになりました。ここは怪獣だらけか!
やられてばかりもいられない。サミュエル伯父貴が壮絶な執念でコングと対峙。人間的迫力が素晴らしく、最優秀助演男優賞を差し上げたいくらい。最期も王道で最高でした。
一方、髑髏島怪獣王者決定戦も観逃せません。クライマックス、コングVSスカルクローラーの大決戦は怪獣映画史上に残る壮絶なバトル。とてつもない迫力に手に汗握りました。
ブリー・ラーソンを握って戦っていたコングでしたが、よくぞ握り潰さなかった。スカルクローラーの体内にその腕を突っ込んでいましたけれども。気絶していて良かったね(笑)。
エンドロール明けにはゴジラ・ファンなら大興奮間違い無しであろうシーンが待ち受けていました。ヤツらの姿が壁画に刻まれていました。最後までお観逃し無く!
[以降の鑑賞記録]
2019/05/24:金曜ロードSHOW!
2019/05/29:Blu-ray(字幕)
2020/06/27:土曜プレミアム
※修正(2024/01/01)
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