「でも2時間は長すぎる」レゴバットマン ザ・ムービー うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
でも2時間は長すぎる
パンフレットを見る限り、子供向けに作ってあるのだけど、それなら2時間という時間が、子供の集中力の限界をはるかに超えていることは考えるまでもないことでしょう。
私はLEGOシリーズのファンで、『スターウォーズ』『アベンジャーズ』『ジャスティス・リーグ』など、どれも秀逸なパロディを展開していて、楽しめたので、今回も期待して劇場に足を運びましたが、この映画、残念ながら大きく期待を外してくれました。
都合3度ほど、どうしようもない眠気に襲われ、途中で帰ろうと思ったほど。
それはともかく、小島よしおさんのロビン役に関しては、おそらく賛否両論あると思いますが、私は「あり」だと思いました。そもそも、吹き替える以前の製作段階でのロビンのキャラクターがエキセントリック過ぎて、とても感情移入できるようなキャラじゃないんです。
レゴブロック調の、カラフルな画面も、しばらく見ていると嫌気がさしてきて、「映画の大画面には向かないなぁ…」という感想が正直なところです。家のテレビで見るのと、映画で見るのではこれほど条件が違うのですね。
それにしても、膨大なキャラクターを上手に交通整理していた描き分け方には感心しました。映画『バットマンVSスーパーマン』もこの監督だったらよかったのに。
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