「う~ん…」ジオストーム サウスポーさんの映画レビュー(感想・評価)
う~ん…
レンタルで先週出たので、一応今年初めの映画を観てなかったのでチェックしてみました!
う~ん、僕はこの映画好きじゃないです。
ですが、CGは比較的良かった気がします。
気象コントロールの衛星であるダッチボーイのデザインは予告編を観たときから凄く惹かれるものがありましたが、本編でも綺麗で格好いいです!
気象コントロールが乱れて各国に気象災害が起きてるシーンは結構怖かったです。若干チープな所も見られましたが、東京とリオデジャネイロはハラハラしました。
...はい、以上です。
何故この映画が好きじゃないかを話すと多くなりますが、順に説明します。
まず肝心のストーリーは結構ガバガバに感じました。
突っ込みどころが結構多かったです。
説明のシーンが多いのに、単語の説明の詳細とかが話されてないので解りにくい事が多かったです。
そして世界規模であれだけの災害が起きて、しかもかなりの死人が出たのに感動的で爽やかなラストというのもどうなのかと思いました。
あとこれは個人的な好みもあるかもしれませんが、パニック映画なのにミステリー的展開の方が多いのも期待外れにも思えました。
そして何よりも納得がいかなかったのはキャラクターの描写です。
まず、ジェラルド・バトラー演じる主人公はシステムの総責任者なのですが、外見が責任者の風貌に思えないし、システムエンジニアにすら見えなかったです。
もう少しインテリ風な格好と俳優にしてほしかったです。
その弟を演じたジム・スタージェスは演技が一部微妙だったし、キャラ的には官僚のような役職にいるのに頭の良くない行動が目立っていたのであまり好感を持てませんでした。
確かに災害のシーンやダッチボーイの迫力はありましたし、何が起こってるかも解ったので観るに耐えない程ではありません。
パニック映画だと思っていたものの、そこまで災害パニックのシーンが多いわけでも無く、ストーリーもキャラクター性も薄く感じる映画でした。
何者かが気象コントロールをハッキングして、世界滅亡の危機に陥るのですが、目的も本当にチープなものでした。
また犯人の部下が放ったセリフが、
「世界滅亡するところを見たくないか?」
いやぁ、あんた相当なサイコパスですよ(笑)
簡単に言えば動機も目的も「そんな理由で?笑」というもので凄く残念です。