「ダッチボーイ・ダウン」ジオストーム odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ダッチボーイ・ダウン
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ディザスターものは出尽くした感があるので被災シーンは凝ったようでも既知映像の寄せ集めに見えてしまうのは仕方ない。
温暖化と国際気象制御システム(ダッチボーイ)の着想は良いが自然をコントロールできるほどのエネルギーの問題をどうブレークスルーしたのかくらいヒントが欲しい。
SFとしての映像、アクションは素晴らしいのだが悪の人物設定がありきたりで意外性に欠ける。高度システムが暴走、リブートで復旧は安易すぎないか。この監督は前作(脚本)「インディペンデスデイ」でもエイリアンの母船をコンピュータウィルスで破壊しているがアルゴリズムが曖昧でウィルスという常套句に逃げるパターンの繰り返しではSFとしての遊び(もっともらしい嘘)が足りない。
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