ジーサンズ　はじめての強盗のレビュー・感想・評価

オリジナル版未見。
軽妙洒脱なクライムコメディ。じいじたちのすっとぼけた掛け合い、ちょいちょい仕込んでくる伏線、老若男女ことごとくいい味出してる脇役陣と、よく出来たお話。
堪能しました。

【ジーサンズ はじめての強盗：個人評価＝★★★★★】
★★★★★：今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★：早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★：まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★：観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★：観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画

【ジーサンズ はじめての強盗：おすすめポイント（個人評価理由）】
１．自分が８０歳になり年金が急にもらえなかった時にこんな友達（仲間）がいたら最高！！！
２．人生を生きるためには「友達（仲間）が大事」だと本当に考えさせられる貴重な映画！！
３．さらに「家族（子供や孫）と一緒に住むのがもっと大事」と考えさせられる！

【ジーサンズ はじめての強盗：名言名セリフ→発した俳優とその場面】
・「年寄りを敬うのは社会の義務だ」
→銀行強盗犯人のヘスース役ジョン・オーティスがジョー・ハーディング役マイケル・ケインに２度発する名言名セリフ：①ヘスース役ジョン・オーティスが銀行強盗している最中にジョー・ハーディング役マイケル・ケインに発言、②ヘスース役ジョン・オーティスがカフェにパグを持ってきたときにジョー・ハーディング役マイケル・ケインに発言

人々がさまざまな映画で見てきた老俳優3人。
あんまりの名演で、演技ではなく素で人生終盤をうだうだと楽しむジーサン仲間3人にしか見えません。

最近この手の、人生終わりだからはっちゃける病人とか老人の映画は多いけど、やっぱりいいなあ、思いのままにやっちゃう人たち。
生活の状況が良くなかろうと、気持ちの持ち方ひとつである程度は愉快に生きられる、そう思わせてくれる映画に弱いのです。

案外音楽がいい、ニューヨークならでは？

邦題は間違いなく「オーシャンズ11」を真似たのでしょう。邦題を嫌いな方も多いようですが個人的には好きです。この微妙なダジャレっぷり。もし続編があったら「ジーサンズ4」かな？

しかし、今さらマイケル・ケインが主演の映画を観る機会があるとは思いませんでした。マイケル・ケイン良いですよね、紳士な雰囲気で。モーガン・フリーマンもいいお爺ちゃんだったんですけどね。セクハラで訴えられるまでは。アラン・アーキンはあまり知らなかったのですが、変に生真面目なお爺ちゃんでいい味だしてました。そして、クリストファー・ロイドにマット・ディロン。なかなか渋い所付いてきてます。

まぁ、内容はホント「オーシャンズ11」を年寄りにしただけだったですね。最後のネタバレの撮り方といい、そのまんま「オーシャンズ」でした。そして、犯罪を犯してもおとがめなしなのが、いかにもハリウッド的です。コメディの割りに大きく笑える所もなく、モーガン・フリーマンがショッピング・カートのカゴに入って逃げようとする所が一番面白かったぐらいでしたね。

日本とアメリカでは状況が違うんでしょうけど、年金は払っててももらえない世代からすると「年金もらえないから銀行強盗する」って理屈は全く共感できないんですよね。どちらかというと「銀行は保険に入ってるから金を盗んだっていい」って理論に老人らしい自己中心さを感じました。きっと保険会社は大損害！

映画とは関係ないですが、最近80歳ぐらいのジイサンが「山登りに行ったらゴミは捨ててきていいんだ。生ゴミは土に帰るし、空き缶は虫の住みかになるし！」なんて主張をしててドン引きした経験を思い出しました。老人には社会のお手本になってもらいたい物ですが、お手本にするべき老人がいないのは日本もアメリカも変わらないのかもしれないですね。

年金生活の三人のおじいさん（モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン）、勤めていた会社の年金が無くなりもう大変、仕方なく銀行強盗をすることに。
おじいさんたちには夢のような話だ。

とても面白い。登場人物らが年配で多年代の人々の共感を集めることができ、不安な将来をうまくユーモアで面白く見せてくれる。

お気楽コメディ シルバーギャングはケイパーモノではないらしい。
モーガン・フリーマンは本作の撮影中にもスタッフにセクハラしてたのか、と思うと素直に笑えず。
マット・ディロン格好良い。
ボケ老人のクリストファー・ロイド効いてる。
ラストシーンはしっかり騙された、葬式→結婚式
入墨のくだりとかアリバイ工作とか金の受け渡しとかええ感じ

安定感ありすぎる俳優陣。軽妙なストーリーで全体的に深掘りせず、軽く楽しむ老舗の前菜的？な映画。

妙にまったりしているユルい映画です。マイケル・ケインが好きなので、観ていてつまらなくはなかったです。私も銀行を襲いたいですが、上手い方法が見つかりません。クリストファー・ロイドは凄いおじいちゃんになっていてビックリしました。

「ジーサンズ はじめての強盗」字幕版 Netflixで鑑賞。

＊概要＊
3人のお爺ちゃんが、平穏な余生を取り戻すために銀行強盗を企てる犯罪コメディ映画。

＊主演＊
モーガン・フリーマン
マイケル・ケイン
アラン・アーキン

＊感想＊
前から気になっていた作品。タイトルが「ジーサンズ」ってかなりダサいけど、結構面白かった！(^^)

銀行強盗は絶対やっちゃいけないし、犯罪だけど、この映画を見ると何故かこの3人のお爺ちゃんを応援したくなるんだよな～
物語も分かりやすい。モーガン・フリーマンが中心と思いきや、マイケル・ケインが中心。ボケたり、老化を見せつつも、笑いがあったし、スーパーで万引きするシーンにウケたw
盗み方が全然スマートじゃないし、下手くそww

でも、お爺さんはめちゃめちゃ元気だし、銀行強盗するシーンは銃を持ってるわりには弱々しかったけど、アリバイトリックが非常に上手いし、最後はほっこりしました。
個人的にツボなのは、銀行の担当者。ギャーギャーうるさいw 人質になっていた女の子もナイスでした！(^^)

タイトルがダサいし、見る前は、期待してなかったけど、最高でした！面白かったです！＼(^^)／

西洋のおじいちゃんやおばあちゃんって、服装や仕草がおしゃれだなぁと映画を観たらいつも思います。
邦題なんとかしてほしい！

とにかく、最高です。
3人の「爺さんなりに、生きている」名演技もそうですが。
巧みな話の展開、伏線、そしてそれがわかったときの驚き。
手をたたいて笑い、びっくりし。忙しかったです。
100分弱に実にコンパクトにまとまってますね。
これくらいが、映画を楽しむのにちょうどいい。
シルバー映画好きには、たまらんです。

ま、邦題に納得いきませんけどね(笑)。わかりやすいけど。
劇場で観たかったなー（地元では未公開でした）。
上期自宅観賞ナンバーワンかもです。

歳をとるのは生きてる上で当たり前のこと
動けるうちに出来るだけ動いておかなきゃ
めんどくさいとか言って何するにも億劫になり
自分で自分に言い訳して諦めていつのまにか引きこもりになったりする人を何人か見た事がある
人生はまだ終わりじゃないって思えなくなってしまうのだろうか…
いずれ自分にもそんな時が来るのだろうか
非常に不安だ
銀行強盗できるほど元気な老人になりたいものだ

なんといっても、ジーサンズ3人の関係がステキでした。「世界一不幸なのは日本のオジさん」という記事を読んだ事がありますが、不幸な要因に「孤独」「友人がいない」とあったので、幸せになるのはジーサンズでつるむこと！年金制度への怒りは是非銀行強盗でと言いたいですが、政府への抗議行動でもいいですよね。しかも友人と一緒なら怖くない。ニッポンのジーサンにお手本にして頂ければと思う作品でした。

普通だよね。

年寄りだからってナメるなよ！老人を馬鹿にするな！という気概が伝わってきて非常に良い。

ある事件をキッカケに死を迎えるだけの老人が“強盗”を企てて、実行する流れはリアリティがあっていい。

「老人をなめるな」「ステレオタイプにとらわれるな」「計画性裏付けられた犯行の深さに打ちのめされろ」という、あまり目新しさがないストーリーかと思ったら、

最後の最後に、アジア人の女の子が行うアクションが、死に行くものと、これから人生を謳歌する子の対比の図がありあり浮かび上がっていて、この作品を非常にいいものにしている。

最後、感動しました。

銀行から契約時には聞いていなかった暴利を請求され、年金も取り消されたジョーは銀行強盗に遭遇したことからある計画を思いつき…。
悪ジジイ3人が強盗を実行するクライムコメディ。余命や老後の不安など暗いテーマがありつつも後味がすっきり爽快なのが嬉しい。

年金をカットされた3人の老人が、人生ではじめて銀行強盗をする物語。

とにかく出演者が豪華であり、コメディとしては合格。普通に面白かった。やっぱりモーガン･フリーマンは悪役にはなれないな～と改めて思いました。深く考えずに観れる映画なのでこの機会に是非。 https://t.co/iqGMrtSNP0

時間がもったいないので、他の映画を観ましょう…そんな映画。

内容としては年金がもらえない高齢者が銀行強盗をする話です。ありそうでなかった話で意外にちゃんと強盗の計画を練り犯行を行っているが面白かったです。また、強盗するうえで主人公たちが何に価値を見出し結果としてどのような行動に至るのかという、人生において何が大事なのかを考えさせられるものでした。